アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が、きょう29日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『I LOVE みんなのどうぶつ園』(毎週土曜19:00~)で、保護犬との散歩に挑む。

  • 相葉雅紀=日本テレビ提供

多頭飼育崩壊の現場からレスキューされた犬や、捨てられた犬。そうした何らかの事情で保護された犬に新たな飼い主が見つかるよう、相葉は心と体のケアであるトリミングを施してきた。

今年で丸4年となる このトリミング活動を経て、相葉が今、新たな試みに挑戦。それが「保護犬との散歩」だ。劣悪な環境から保護された犬は、人間に対して警戒心を持つ犬が多い。いくらトリミングを通して体をきれいにしてあげても、その先、人間に対する警戒心が溶けない限り、新たな飼い主は決まらない。

相葉は4年にも及ぶトリミング活動の傍ら、この現実に気が付き、「散歩」を通して人間は怖くないこと、人間と暮らす楽しさを教えてあげたいと考えた。人を好きになれば、人になつく犬になってくれれば、譲渡会などを通して新たな飼い主が見つかるはず。相葉のこの思いは、かつて『天才!志村どうぶつ園』で、志村園長から学んだことでもある。

この試みの初回、相葉が散歩する保護犬は、過去に2度トリミングしたことのあるハナシカ。埼玉県の保護施設で暮らすハナシカは、およそ90匹もの犬であふれかえった一軒家、正に多頭飼育崩壊の現場からレスキューされた犬だ。

保護されて2年以上経つ今も新たな飼い主と巡り会えていない原因は、ハナシカがいまだに人間に対して警戒心を持っているから。そこで相葉はハナシカを連れて散歩に行き、人間は怖くないことを伝えようと奮闘する。

また、今夜から新スタジオセットで放送。相葉が道中で出会う人たちから予想外の言葉をかけられ、タジタジになる一面も。さらに、動物たちの素朴な疑問を検証する新企画「どうぶつ新発見クイズ」も展開される。