中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう25日に放送される。

  • 「さのさ食堂」の常連客・イケちゃん=中京テレビ提供

これまで90軒のオモウマい店を紹介してきた同番組。一番多いのは、90軒中13軒を占める茨城県で、それに次ぐ2位は11軒の千葉県だ。

そこで今回は、過去に紹介した千葉県のオモウマい店を振り返り、店を再訪。番組特製の皿とどんぶりをプレゼントし、ありがとうの気持ちを伝える。

創業56年、老若男女を問わず地元の人々から愛される八千代市の定食屋「さのさ食堂」。前回は、「いいから食べろ」「飲めよ」などと、次々とサービスの料理やお酒などをふるまう84歳のママと、常連客とのやり取りを放送した。特に常連客・イケちゃんは、お酒を飲みながら入れ歯を飲み込んでしまったことがあるというエピソードなど、強烈なキャラクターで印象を残した。

今回はイケちゃんにも連絡して再会。すると開口一番「大変なことになっちゃった」と、思いがけない変化が起きていた…。

港町・銚子市にある海鮮食堂「ヤマタくん」では、2.5㎏もの生マグロを使った名物「山盛りヤマタくん飯」(935円)や、ほかの店では1万円はくだらないマグロの頭をその日最後の客に無料で提供するという規格外のサービスも放送した。

放送後に再び店を訪れると、「あーっ! 遅い!」と番組スタッフを待ち構える店員の姿が。店は大忙しだといい、大行列ができていた。先頭の男性客はキャンピングカーで前乗りし、朝6時から並んだのだという。番組新登場メニューで、客も大満足と話す「エンドレスツナ」は、名前からの想像をはるかに超える大盤振る舞いの料理だった。

「2階が自宅のお店は安くてウマい店!?」という仮説検証で捜索する中で発見した、千葉県なのになぜか“名古屋”という店名を掲げるそば店「そば処名古屋」。「特盛を食べられない人が食べる」という「特盛もどき」(1,210円)ですら、6.5人前もの大ボリュームだ。おもてなしもピカイチで、取材スタッフにも朝・昼と、そばや海鮮丼、唐揚げなどを惜しみなく振舞ってくれた。

店を再訪し、特製の皿とどんぶりをプレゼントすると、早速それを使ってスタッフに「特盛のオモウマ丼」を振舞ってくれる店主。その量が半端なかった…。

福田赳夫、野田佳彦元首相の料理人を務めた経験もあるという80歳の男性店主が営む船橋市の中華料理店「永楽」。中華料理店にもかかわらず、繊細な包丁さばきで飾り切りされた料亭顔負けの豪華「刺身定食(1,000円)を提供する様子や、子どもたちや常連、仕入れ先に、おもちゃや卵、野菜を配る、店主のおもてなしを放送した。

店を再訪すると、毎日忙しいと話す店主。放送日翌日から行列ができたそうだが、その中になんと、あのVIPが並んでいたのだという…。