女優の伊藤沙莉が9日、都内で行われたフジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(10日スタート、毎週月曜21:00~)の完成披露イベントに登場した。

  • 伊藤沙莉

天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(菅田将暉)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく同ドラマ。伊藤が演じるのは、久能を事件捜査に巻き込む新人刑事・風呂光聖子で、刑事役初挑戦となる。

「ずっと役柄的にやってみたい職種だったので、うれしかったです」という伊藤。だが、「1回だけ銃を持てそうな瞬間があったんですけど、結果必要ないということで取り上げられちゃったんですよ。それだけが心残りです」と悔しがった。

ゲラな伊藤は、撮影で笑ってしまうことが多々あったそう。些細なことに気づいてしまうようで、「(上司役の)エンケン(遠藤憲一)さんだけ、フェイスシールドがフルフェイスだったんですよ。反射で顔が見えなくて(笑)」と、この場でも思い出し笑いするほどだ。

他の現場でも、笑ってNGになってしまうことが多いことを告白。「昨日も『本当に笑わないで!』って言われて、『仕方ないじゃん』とは言ったんですけど」と怒られたことに反論したそうだが、「今年は“笑いNGゼロ”を目指します」と抱負を述べた。

だが、遠藤から「沙莉ちゃんの笑いで現場が明るくなるからいいのよ」、菅田からも「そうそう。本当そうだよ」と褒められ、伊藤は「じゃあ引き続き(笑)」と、早速撤回していた。