フジテレビ系バラエティ特番『クイズ!ドレミファドン 冬ドラマ豪華俳優陣が激突!新春SP』が、あす6日(19:00~)に放送される。

  • 中川翔子=フジテレビ提供

スタジオには、月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(10日スタート)、月10ドラマ『ドクターホワイト』(17日スタート)、木10ドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(6日スタート)、土ドラ『おいハンサム!!』(8日スタート)の各俳優陣、そして現在『壽 初春大歌舞伎』を公演中の歌舞伎俳優たちが、それぞれ“助っ人芸人”を引き連れて登場し、全5組によるチーム対抗戦を行う。司会には、中山秀征、宮司愛海アナというおなじみのタッグに、“みちょぱ”こと池田美優が加入する。

歌舞伎『壽 初春大歌舞伎』チームは、市川猿之助、中村獅童、坂東巳之助に、助っ人の児嶋一哉(アンジャッシュ)を加えて参戦。月9『ミステリと言う勿れ』チームは、菅田将暉、伊藤沙莉、筒井道隆、助っ人に岡部大(ハナコ)という顔ぶれ。月10『ドクターホワイト』チームは、浜辺美波、瀧本美織、岡崎紗絵に、助っ人の丸山礼が加わる。

木10『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』チームは、黒木華、溝端淳平、野村周平、助っ人に柴田英嗣(アンタッチャブル)。そして、土ドラ『おいハンサム!!』チームは、吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、助っ人のいとうあさこが登場する。また、歌舞伎チームの応援に来ていた中村獅童の長男・小川陽喜(はるき)くんが、急きょ収録に参加し、チームの一員としてクイズに挑戦するサプライズも。父親の膝の上にちょこんと座る陽喜くんのかわいらしさに、スタジオの一同は頬を緩ませる。

今回も、『ドレミファドン』ならではのさまざまな趣向を凝らした出題形式で、最新のヒット曲から話題のアニメソング、懐かしの歌謡曲まで、世代もジャンルも超えた名曲が次々と登場。定番の「オープニングイントロクイズ」では、解答者たちのお気に入りの曲も多数出題され、その曲にまつわる思い出話も飛び出す。「テーマイントロクイズ」は、恒例の“アニメ”や“ドラマ”のほか、“ディズニー”や“アイドル”といったテーマからも出題。最新のアニメに詳しい者や、昭和アイドルのファンなど、解答者たちの意外な趣味も明らかに。それぞれ自身の得意分野で正解を連発する。

また、アニメのテーマイントロクイズで戦いを繰り広げるさなか、アニソン界のレジェンドシンガーがスタジオにサプライズで登場し、自身の代表曲を披露。スタジオは一気に盛り上がり、解答者たちは皆、しばし対決を忘れて聴きほれる。さらに、アニメイントロのボーナスステージとして、スペシャルクイズ「VSしょこたん」を開催。芸能界随一の“アニソン女王”中川翔子を対戦ゲストに迎え、全解答者vs中川のアニソンイントロ早押しクイズ対決を行う。“20対1”のバトルにもかかわらず、1人で次々と正解するだけでなく、1曲ごとにマニアックな解説まで付け加え、解答者たちをあ然とさせる中川の“無双”ぶりは必見だ。

さらに今回は、クラシック音楽をテーマにした新クイズ「クラシックメドレー 順番当てクイズ」がお目見え。世界的バイオリニスト・木嶋真優がスタジオに登場し、誰もが一度は聴いたことのあるクラシックの名曲5曲をメドレーで演奏。聴き終えた解答者は、それぞれの曲名が書かれたフリップ5枚を正しく並べて、メドレーの曲順を当てる。クラシック音楽の知識が求められる格調の高い音楽クイズに、解答者たちは大苦戦!? なお、木嶋が今回使用するバイオリンは、推定15億円の名器「ストラディバリウス」だ。

他にも、ある有名な楽曲の“カバーバージョン”を聴き、それを歌っているアーティストが誰なのかを当てる新クイズ「カバー曲 歌手当てクイズ」、歌詞の一部を見て曲名を当てる「歌詞マルチクイズ」などで、激戦に次ぐ激戦を展開。曲が途中でストップし、その先を正しい歌詞で歌えるかどうかを競う「このあと歌ってドン」では、普段は人前で歌う機会の少ない俳優たちが貴重な歌声を披露するほか、菅田将暉が自身の楽曲を熱唱する一幕も。

そして、番組のクライマックスは、高得点が狙える代わりに“お手付きはマイナス”という厳しいルールの「ウルトライントロクイズ&超ウルトライントロクイズ」。今回の「超ウルトライントロ」は、“冬の歌”から出題。超難問の連続で、5チームはし烈な早押しバトルを繰り広げる。

収録を終えた中山のコメントは、以下の通り。

――今回の『クイズ!ドレミファドン』の収録の感想をお聞かせください。

「俳優のみなさんが一堂に会して、この番組に参加してくれることが何よりうれしかったですね。これだけの俳優さんが集まって、しかも、ここまでいろんなことをやってくれるバラエティー番組って珍しいと思うんです。それはやっぱり、音楽の力なのかなと。今回、どのチームも一丸となって頑張ってくれましたけど、そうやって人と人とをつなぐのも、音楽のなせる業なのかもしれませんね」

――今回の各チームの注目選手を教えてください。まず、歌舞伎チームは?

「歌舞伎チームは、鉄壁のチームワークが最大の武器だったんじゃないかと思います。(坂東)巳之助さんが意外とアニメに強いのもびっくりしましたね。あと、(中村)獅童さんのお子さんの(小川)陽喜くんが、スペシャルゲストで飛び入り参加してくれて。僕だけじゃなく、みなさん全員、癒やされてましたね」

――月9チームはいかがでしたか?

「菅田(将暉)くんが“うちは伊藤沙莉一強のチーム”と言ってましたけど(笑)、確かに沙莉さんがチームを引っ張っていた気がしますね。本当に彼女の快進撃はすごかった。とはいえ菅田くんも、歌声も聴かせてくれましたし、いろんな場面で多岐にわたって活躍してくれたと思います。あと、ガンダム好きの筒井(道隆)さんも頑張ってくれました(笑)」

――月10チームは?

「浜辺(美波)さんは、きっと音楽が大好きなんだろうなっていう印象を受けました。でも意外だったのは、浜辺さんが実は勝負師だったっていう(笑)。得点が高いクイズになると、どんどん攻めてくるんですよ。でもチーム全体の印象としては、助っ人の丸山礼も含め、全員が女性ということもあって、どこかかわいらしい、女子会っぽい、にぎやかな雰囲気で楽しかったですね」

――では、木10チームは?

「溝端(淳平)くんもなかなかの勝負師でした。ここ一番というところで強さを発揮するタイプで、侠(おとこ)気を感じましたね。黒木(華)さんは、一見おとなしそうですけど、芯の強さみたいなところが垣間見えて。歌声もすてきでした」

――土ドラチームはいかがでしたか?

「吉田鋼太郎さんの最後の追い上げがすごくて。視聴者のみなさんも、鋼太郎さんがいつ動き出すのかっていうところにぜひ注目してください(笑)。一方、木南(晴夏)さんは、今回新しく始まったクラシック音楽のクイズでも活躍してくれて。クラシックが得意だなんて、それだけで印象が良くなりますよね(笑)」

――また、今回初MCを務めた池田美優さんの印象をお聞かせください。

「みちょぱは以前、『ドレミファドン』に解答者として出てくれたときも素晴らしかったけれど、MCとしても見事でしたね。とにかく、勘がいいんですよ。どんなことを言ってもちゃんと返してくれるから、安心して振れるんです。台本にはないような突発的なことが起きても、うまく空気を読んで立ち回ってくれるし、それでいて、自分の引きどころも分かってるから、決してゲストのみなさんの邪魔をしない、というね。23歳にして、バラエティーというものを既に熟知しているのがすごい。こういうわきまえって、なかなか教えてできるものではないですから。彼女が今いろんな番組で引っ張りだこなのも、うなずけますよね」

――本番中は、池田美優さんと宮司愛海アナウンサーに挟まれて、中山さんとしては“両手に花”状態でしたね。

「そうですね、肌が真っ白の宮司さんと、日焼けサロンに通ってるみちょぱと、オセロの石に挟まれてるような気分でした(笑)。でも本当に、それぞれ違う魅力を持ったお二人なので、視聴者のみなさんの目にも、新しい布陣として新鮮に映っていたらうれしいですね」

――「VSしょこたん」では、中川翔子さんも大活躍でした。

「いや~、しょこたん、マジでヤバいっすよ(笑)!もうレベルが違う。今回、“しょこたん最強説”を改めて世に知らしめることになったんじゃないでしょうか(笑)。アニソンイントロで、しょこたんに勝てる人が出てくるかどうかっていうのは、『ドレミファドン』という番組の大きなテーマになってきている気がしますね」

――では最後に、視聴者へメッセージをお願いします。

「年が明けて、“今年は明るい一年にしたい”という思いは、きっとみなさん持ってらっしゃるんでしょうけど、2022年は特にその思いが強いと思うんですね。コロナ禍でやりたいことができないという状況が2年ぐらい続いていますが、せめてお正月くらいは、みんなで『ドレミファドン』を見て、楽しい家族団らんの時間を過ごしていただければなと。お父さんが好きな音楽、お母さんが好きな音楽、子どもたちが好きな音楽、おじいちゃん、おばあちゃんが好きな音楽、家族のうち、誰かが好きな音楽のジャンルが、きっと出てきますから。“これぞテレビ”という番組になっていますので、ぜひお茶の間で、テレビの前で鍋でも囲みながら、気楽に見ていただけたらうれしいです」

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