お笑いコンビのランジャタイが20日、海原やすよ ともこがMCを務めるABCテレビのバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』(毎週木曜23:17~ ※関西ローカル)の収録に参加し、19日に開催された『M-1グランプリ2021』決勝の秘話を明かした。

  • 前列左から インディアンス(田渕章裕、きむ)、ゆにばーす(はら、川瀬名人) 後列左から 笑い飯・西田幸治、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、ランジャタイ(国崎和也、伊藤幸司)

収録には、今年の決勝に出場したインディアンス、ゆにばーす、モグライダー、ランジャタイの4組と、敗者復活戦を戦った見取り図、ニューヨーク、2010年王者の笑い飯・西田幸治が参加。ファイナリストたちの知られざる心境や舞台裏の様子などを交えながら、前日の熱戦を振り返った。

審査員の上沼恵美子をフリーズさせる破天荒なネタで話題をさらったランジャタイは、ボケの国崎和也が「ムーンウォークをしているとき、上沼さんと目が合って…」と緊張の瞬間を告白。そのとき目にした上沼の忘れられない“表情”を話し、一同の笑いを誘った。なお、この収録の模様は、23日の同番組で放送される。

収録後に行われた会見では、上沼がランジャタイへの戸惑いをもらして爆笑をさらったコメント“私、ランジャタイのときに気絶してたんで…”に国崎が言及。「上沼さんは気絶していたらしいので、待ち伏せしてでもどこかでネタを見せたい」とリベンジを誓った。一方、相方の伊藤幸司は「敗者復活戦には2回出場してW最下位。今回も最下位で、『M-1』では最下位しか獲ったことがない。次は最後なので優勝できれば…」と、ラストイヤーとなる来年の大会にかける意欲を語った。

そんなランジャタイの特異な個性を、西田は「審査員のみなさんがポカンとしてる感じ。あれも込みでランジャタイ」と評価しながらも、「ひとつ警鐘を鳴らしておきたいことがある」と苦言も。「敗者席に小道具を持ち込み出したら地獄の始まり。あんなことをされたらみんな次から次へとやるようになる」と、オール巨人の“等身大パネル”でボケた敗者インタビューでのやりたい放題ぶりに釘を刺して笑わせた。

また、準優勝のインディアンスは、決勝の翌日からさっそく新ネタ作りに取りかかっていることをきむが報告。「来年、必ず優勝できるようなおもしろいネタを作ろうと思います」と意気込んでいた。