俳優の横浜流星が主演を務める映画『嘘喰い』(2022年2月11日公開)の本予告映像が16日、公開された。

映画『嘘喰い』

映画『嘘喰い』

同作は迫稔雄作による同名人気ギャンブル漫画の実写化作。正体不明のギャンブラー斑目貘(横浜)が、日本の闇社会を牛耳るギャンブラーの頂点・会員制の倶楽部賭郎というあらゆるギャンブルや殺しが行われる賭けの場で、悪人たちの巨額の金と命を懸けた、ゲームを繰り広げる。

主題歌は、B’zによる「リヴ」に決定。解禁された本予告は「今宵は何を賭けますか? 班目様」という立会人・夜行妃古壱の問いに対して、天才ギャンブラー主人公・貘が「この上空を飛行機が飛ぶか飛ばないか」と言う台詞から始まる。「あんたの嘘、俺が喰ってやるよ」という貘の台詞をきっかけに、主題歌「リヴ」のエッジの利いたパワフルなロックサウンドがデス・ゲームのシーンと共に映像を更に加速させ、天才ギャンブラー・貘と一流のイカサマ師達との激しい攻防が映し出される。

「お前はただの大嘘つきだ」と、鬼気迫る表情の貘も映し出され、極限のデス・ゲームの内容は「DEATHポーカー」「悪魔のルーレット」「航空機制圧バトル」「殺し屋脱出ゲーム」「死のババ抜き」ということが明らかに。インパクトのあるオリジナルギャンブルが数多く登場する漫画内でも、奈落の底へと誘う首吊り遊戯・ハングマンが登場する死のババ抜きは緊張感・スピード感ある勝負が見どころとなっている。「命を捨てる気概こそが勝利を呼び、偉業を成し遂げる」「覚悟はいいか、嘘喰い」と告げる佐田国と貘との勝負が描かれ、イカサマ師達それぞれの欲望と思惑が交差し、生き残りを賭けた究極の頭脳心理戦へと展開していく。さらに、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、三浦翔平の緊迫の表情、貘が勝利の代名詞とも言えるカリ梅を食べるシーンにも注目となっている。この予告編はすでに12月10日から劇場にて上映されており「嘘喰いの予告でB’zの曲が流れた」「映画館で嘘喰いの予告流れてヤラれた」といった声も出ている。

また、初お披露目となった本ポスターには“あんた、嘘つきだね。”というコピーが添えられ、眼光鋭くこちらを見つめる天才ギャンブラー”嘘喰い”貘の姿から、貘に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣や闇カジノを経営し巧妙なイカサマで客から金をむしり取るオーナー・鞍馬蘭子といった登場人物や、倒すべき因縁の相手が一同に介するものとなった。

B’z 松本孝弘 / 稲葉浩志 コメント

自分の幸せのためだけでなく、現世の理不尽を暴き出すがごとく、逃げ道のない勝負に挑み、苦境においても決して生きる事を諦めない斑目貘のポジティブな姿勢を表現できればと思い、“リヴ”という楽曲を作りました。嘘喰いの世界に少しでも花を添える要素になれれば光栄です。

プロデューサー コメント

さかのぼる事、2016年。映画化への始動時から主題歌はB'zでお願いしたいと考えておりました。実写映画化の実現に時間を要しましたが、改めて主題歌はB'zしかないと確信し快諾頂けた流れです。書き下ろして頂いたリヴは、この嘘喰いの世界観と生死をかけて闘いに挑む主人公斑目貘の生き様に相応しい力強くかつ疾走感と高揚感あふれた楽曲にしてもらいました。

(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会