フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、世界中から夢と金が集まる中国・深センで暮らす日本人たちを追った『この町で人生を変えたくて ~結婚とお金と生きがいと~』を、19日に放送する。

  • 駆け出しのアナリスト・鈴木さん(右)と知人女性=フジテレビ提供

急速な発展を続ける深セン。人口1,700万人に膨れ上がり、平均年齢33歳。数々の世界的企業が次々と生まれる都市となっている。

そんな今、世界で最もダイナミックに変化を遂げる町の中心にある、連夜、若者たちでにぎわう1軒のバーを切り盛りするのは、ゆきさん(35)。店に集うのは、海を渡り、深センで暮らす日本人の常連客たち。夢や生きがいを追い求めてこの町にやってきた若者たちだ。

ゆきさんは、小さな頃から日本で生きづらさを感じてきたという。仕事は長続きせず、世界中を旅しながら自分の居場所を探し求め、たどり着いたのが深セン。日本では、婚活に熱中するも連戦連敗。ところが、深センに来てすぐに運命的な出会いがあった。友人の紹介で知り合った夫のリャンさん(32)は、世界的IT企業のソフト開発エンジニア。異国の地で実現した「結婚」。しかし、次第に2人の関係は変化し、ケンカが絶えないように…。

投資会社に勤める鈴木さん(26)は、駆け出しのアナリスト。数億円の運用を任され、いつの日か大きな富を手にし「成功」することを夢見ている。

そして電子機器のエキスパート・高須さん(47)は、深センに集まってくる最先端技術を世界へ発信。日本企業との橋渡し役をしながら、日本では味わえなかった刺激的な日々を送っている。

「結婚」「お金」「生きがい」…この町で人生を変えたいと海を渡った“夢”の行方は…。中山美穂のナレーションで追いかけていく。

  • ゆきさん夫婦

(C)フジテレビ