ANAファシリティーズが運営する不動産関連サイト「ANAの住まい」は11月30日、「ANAユーザー10,000人の住みたい街アンケート2021」の結果を発表した。調査は7月31日~8月31日、ANAマイレージクラブ会員10,000名を対象にインターネットで行われた。
国内編
ANAユーザー10,000人が選んだ「国内の住みたい街」ランキングの結果、1位「札幌(北海道)」(186票)、2位「首里(沖縄)」(145票)、3位「おもろまち(沖縄)」(130票)となった。
1位の「札幌」は、「自然豊かで食べ物も美味しい。札幌は都市であるため、生活も便利。冬にはスキー場も近く、夏は道内の素晴らしい景観も存分に楽しめる場所なので」「自然も都会レベルも、ちょうどよい」「北海道の街で便利な上、すぐに温泉地や自然豊かな場所に行きやすく、食べ物が美味しい」など、とりわけ【自然】【生活利便性】【食】の3点に対する評価が高かった。
2位の「首里」では、「綺麗な海に囲まれており自然が豊かで温暖」「温暖で湿気も少なく、物価も安い。美しい海と空の下での暮らしは、長生きも出来そうな感じです」「開放的で明るい。温暖で海を含む自然環境が良い」など、【自然】【気候】【海】を評価するコメントが多い結果に。
3位の「おもろまち」は、「大型スーパーや病院などインフラが整備されていて海が近い」「1年通して温暖な気候。ゴルフやダイビングにも適している」「海がとてもキレイで、ショッピングしやすい便利な街だから」と、【生活利便性】【交通利便性】【街並み】を支持する声が多かった。
以下、4位「吉祥寺(東京)」(122票)、5位「大濠公園(福岡)」(114票)、6位「博多(福岡)」(101票)、7位「鎌倉(神奈川)」(92票)、8位「横浜(神奈川)」(91票)、9位「那覇空港(沖縄)」(85票)、10位「軽井沢(長野)」(81票)となった。
海外編
ANAユーザー10,000人が選んだ「海外の住みたい街」ランキングでは、1位「ハワイ」(1,546票)、2位「シンガポール」(538票)、3位「台北」(438票)となり、「ハワイ」が2位と約1,000票差で断トツの1位となった。
1位の「ハワイ」は【気候】【自然】【文化】を評価する声が多く、「おおらかな空気感が好き。自然と都会の両方がある。伝統文化あり、新しいものあり、人種もいろいろ」「ターコイズブルーの海と虹と空とカラッとした空気。明るさ、カジュアルな雰囲気。オーガニックスーパー。景色と空気感がたまらない〜」「温暖な気候で、自然を近くに感じられる。日系人も多く、日本の文化への理解や日本語を話せる人が多い」といったコメントが。
2位の「シンガポール」では、「第一に治安が非常に良い。交通網もしっかりしており、信頼できる。食事も美味しく欧米ほど物価が高くない。レジャー施設もそろっており、近隣諸国への移動も便利」「異文化が混在していて面白い一方、医療機関も充実している」「治安が良くご飯が美味しい、グローバルで子供の成長にも良さそう」など、特に【街並み】【治安】【食】への評価が高かった。
3位の「台北」では【食】【親日性】【街並み】に対するコメントが多く寄せられ、「食事が美味しく、親日家なので今まで嫌な思いをした事がない。海外で一番リピートした都市」「日本からのアクセスがよく、年中穏やかな気候で食べ物が美味しい」「食に関しては値段も安くいろいろな食事が楽しめそうで日本人にはいい街だと思います」といったコメントが見受けられた。
以下、トップ10には、4位「バンクーバー」(377票)、5位「バンコク」(364票)、6位「シドニー」(315票)、7位「ロンドン」(297票)、8位「パリ」(289票)、9位「ニューヨーク」(270票)、10位「ロサンゼルス」(242票)がランクインした。