俳優の駿河太郎がこのほど、BS日テレ『BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志』(1月2日19:00~)の取材に応じ、立川談志さんという人物を演じる覚悟などを語った。

  • 篠田麻里子(左)と駿河太郎

談志さん役の駿河は、自身が主人公となることに「『やめとけ』って言ったんですよ(笑)。(桂)歌丸さんの話、(三遊亭)圓楽さんの話、(先代・林家)木久蔵さんの話と3つ続いて、(談志さんの話が来るんじゃないかと)うすうすは勘付いていたんですけど、プロデューサー陣には『やっぱり談志さんってすごい方だし、信者も多し、談志さんメインのドラマには絶対しないほうがいいと思いますよ』って話をしてました(笑)」とけん制していたそう。

それでも台本を読むと、「すごく良かったんです。師弟愛もそうですし、周りの人間との兼ね合い、奥さんとの絡みという全てがすごいうまい具合に収まっちゃってて、『やらなしゃーないかな』と思いました(笑)」と心を動かされたそうだ。

一方、談志さんの妻・則子役を演じる篠田麻里子は「談志さんを表面的なイメージでしか分からなかったので、プライベートや奥さんとの普段の感じとか、談志さんの人間っぽい部分が出たらいいなと思いつつ、(台本が)面白くて一気読みしちゃいました」と振り返る。

実在の人物を演じることに、駿河は「難しさしかないんですけど(笑)、賛否両論が出るであろうというのは始めから覚悟していて。楽しい部分もあるんですが、ものまねになっちゃっても嫌やなと思う部分もあるし、ものまねをしようと思ってもできない人が談志さんだなと、稽古すればするほど思ってます。特に落語の部分に関して言うと、談志師匠の落語は本当に談志師匠しかできないんですよね。だからそこは稽古付けていただいている師匠とも話をしながら、らしさをどうやったら出せるかというよりは、談志さんがやってきた落語のすごみみたいなのをどっかで出せればなと思って日々稽古しております」と苦労を打ち明け、篠田は「大変そうだなあと思います」と、横で見て知る苦労を思いやった。

談志さんの魅力を聞かれ、駿河は「1人で闘ってるとこやと思うんですよ。圓楽さんとの友情とかあって実際は1人じゃないんですけど、進んで行き方が孤高な感じがするんです。シャイな人ではあるんでしょうけど、ずっと何か自分で新しいものを見つけようと、1人でワ―っと行ってる感じが、男から見るとカッコいいなと思います」と印象をコメント。

篠田は、則子さん目線で「『ちょっと変わってるな…』っていう出会いだと思うので(笑)、『この人、面白い』っていう感覚は常にあって、『好き』っていうのもすごいあると思うし、『一緒にいて楽しい』っていうのもあると思うんですよね。ただ落語には興味ないっていうところがあるのかなと思いましたけど(笑)」とした上で、「お仕事してる姿とか、普段とか、その全てが好きで魅力的だと思います」と話した。

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