――アーティストとして活動するようになって、かまいたちさん、とろサーモンさんとの関係性は変わりましたか?

変わりました。山内(健司)は「何してんねん」ってツッコミながら応援してくれていて、濱家(隆一)は「自分で切り開いていく感じ、尊敬するわ」って感心してくれちゃっていて、関係性が近くなった感じはします。とろサーモンは、「痛いマネージャーやな」と言いながらも応援してくれていて、YouTubeでいじったりしてくれています。

――山内さんはSNSで樺澤さんのライブを告知したり、愛を感じます。

そうなんです。「いいね!」を押してくれたり、リツイートしてくれたりして、優しいなと思います(笑)

――12月10日にルミネtheよしもとで「とろサーモン 20th Anniversary Live『G.O.A.T』」が開催されますが、樺澤さんはどんな関わり方をされているのでしょうか。

打ち合わせに参加してポスターのデザインについて話し合って、イラストレーターさんに発注したり、ライブのグッズの内容を一緒に考えたり、ネタの内容をチェックしたりなど細かいサポートをしています。

――今後、樺澤さんご自身はどうなっていきたいと考えていますか?

将来の夢がないんですよね。もともと吉本に入るのが夢でしたが、入ってから全然想像してなかった日々になっているので、考えても無駄だなと思っていて(笑)。でも、やりたかったマネージャーの仕事ができているので、これからも続けていけたら。そして、音楽活動もさせてもらっているので、それをマネージャーの仕事に生かしていきたいと思います。

――担当する芸人さんは変わる可能性があるんですよね?

そうなんです。いつ変わるのかなって怯えています。できれば2組をずっとやっていたいですけど、たまに私じゃなかったらどうなっていくのか見たいなと思うこともあります。ベテランのマネージャーだったらどうするんだろうって。

――2組とも樺澤さんをYouTubeに登場させたりして楽しまれているようですし、ずっと担当してほしいと思っているのでは?

そう思ってもらえるマネージャーでいたいです。

――アーティストとしての野望も教えてください。

せっかくやらせてもらっているので、1曲くらいバズる曲を生み出したいです。「香水」(瑛人)くらいバズって、印税だけで暮らせるくらいまでになりたいですね(笑)。大きすぎる野望ですけど、一番はそれです。

――作詞作曲を引き続き頑張って、名曲を目指すわけですね!

そうですね。何が流行るのかアンテナを貼りつつ、作詞作曲の勉強を続けて、時間があるときに新曲作りをコツコツとやっていきたいと思います。

――アーティストとしての大きな野望を伺いましたが、気持ち的には99%マネージャーというバランスはいずれ変わっていく可能性もあるのでしょうか?

そこは変わっちゃいけないと思っています。あくまでもマネージャーの仕事を第一に考えてやっていきたいです。

■樺澤まどか
1994年11月15日生まれ、群馬県出身。2019年4月に吉本興業入社。2020年6月より、かまいたち、とろサーモンのマネージャーを務めている。2019年12月に2期生として吉本坂46に加入し、アイドルとしての活動もスタート。2021年6月に初の単独ライブ「樺澤まどかワンマンショー2021 summer」を開催し、作詞・作曲した「卑屈のうた」を披露。同楽曲は11月15日に配信リリースされ、ソロデビューも果たした。同日、2度目の単独ライブ「樺澤まどか生誕祭2021」を開催した。