「『現代用語の基礎知識』選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。

  • 「『現代用語の基礎知識』選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」

年間大賞に選ばれたのは、メジャーリーグ・大谷翔平選手の「リアル二刀流/ショータイム」。1日、都内で行われている表彰式は欠席した。

講評では「野球の神様、元祖二刀流のベーブ・ルースの『2桁本塁打&2桁勝利』を103年ぶりに塗り替えることはかなわなかったが、大谷選手の『二刀流』は、大リーグで不動のものとなった。2回の手術でも二刀流をあきらめず、ゴミを拾い、審判に敬意を払い、雄たけびがクール、笑顔がキュート・・・・・。大谷選手のすごさを挙げればきりがない! つまりは、みんなSHOHEIが大好きだっていうことさ!」とコメントされている。

トップテンには、「ジェンダー平等」(受賞者:芳野友子 連合会長)、「うっせぇわ」(Ado)、「親ガチャ」(受賞者なし)、「ゴン攻め/ビッタビタ」(瀬尻稜氏)、「人流」(寺前秀一 システムオリジン人流・観光研究所所長)、「スギムライジング」(ボッチャ日本代表・杉村英孝氏)、「Z世代」(TOKYO MX『堀潤モーニングFLAG』)、「ぼったくり男爵」(共同通信社外信部)、「黙食」(マサラキッチン 三辻忍氏)が選ばれた。

今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、 室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。

ノミネート30語は、以下の通り。

「イカゲーム」「うっせぇわ」「ウマ娘」「SDGs」「NFT」「エペジーーン」「 推し活」「親ガチャ」「カエル愛」「ゴン攻め/ビッタビタ」「ジェンダー平等」「自宅療養」「13歳、真夏の大冒険」「ショータイム」「人流」「スギムライジング」「Z世代」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」「ととのう」「フェムテック」「副反応」「ピクトグラム」「変異株」「ぼったくり男爵」「マリトッツォ」「黙食/マスク会食」「ヤングケアラー」「リアル二刀流」「路上飲み」