12月は師走とも呼ばれ、慌ただしく過ぎていく年の瀬が今年もやってきました。2021年も残りわずかということで、今年最後の12月開運行動をご紹介します。
年末は大掃除の時期でもあります。古くより日本では、自然にあるすべてのものには神さまが宿るといわれ、多くの神さま、「八百万の神」がいるとされます。
大掃除は、1年の幸福を授けてくださる年神さまに礼を尽くし、お迎えをする準備でもあります。掃除をしているうちに家の中をキレイにするだけでなく、自分自身知らず知らずの内についてしまった、けがれをはらい清める意味もあるのです。
忙しくて大変という場合は2022年の恵方、つまり神さまがやってくる「北北西」の方位だけでもキレイにしておくと運気があがります。大掃除をして厄を払い、スッキリとした気持ちで新しい年を迎えたいですね。
今すぐやりたい! GOODな開運行動
12月4日は「一粒万倍日×大安」です。学びになるスキルを磨くと成果が出やすくGOOD。
12月13日は「正月事始め」。お寺ではすす払いも行われ、お正月の準備を始める時期となります。大掃除はこの日からスタートするのがGOOD。
12月22日は昼の時間が一番短く、夜の時間が最も長い日「冬至」。この日を境に陰から陽へ大きなエネルギーシフトが行われます。活動的な陽のエネルギーが動き始めるときです。これから1年間の目標を立てる、始めたいことがあればアクションを起こすとGOOD。夜はゆず湯でリラックスするのがおすすめです。
やってはいけない! NGな悪運行動
日年の瀬になると、門松やしめ縄、鏡餅などのお正月飾りも多く目にしますね。「門松」を立てるのは幸福を授けに来て下る神さまが迷わず家に来られるように、「しめ縄」は清浄な土地になるように、と飾られます。また鏡餅は神さまへのお供えであり、依り代(よりしろ)。つまり、鏡餅は神さまが宿る場所なのです。
そんなお正月飾りはいつ飾ればいいのか迷うことも。正月事始めである13日以降であれば、いつ飾っても大丈夫です。ただし、29日と31日だけは、飾るのを避けなければいけません。
29日は「苦労が重なる」と言われ、縁起が悪いとされています。31日の大晦日は「一夜飾り」とされ、神さまに失礼となるので注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。大晦日から年始にかけては、心静かに神さまをお迎えするのが古くからの習わしです。楽しく賑やかにお祝いするのもいいですが、静かに年を迎えるのもいいかもしれませんね。