女優の岡崎紗絵が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『ドクターホワイト』(1月スタート、毎週月曜22:00~)に出演することが30日、明らかになった。役作りで初めて金髪ショートにし、重病を抱えた難役に挑む。

岡崎紗絵=カンテレ提供

医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(浜辺美波)が、「それ、誤診です!」と診断された病名を覆して患者の命を救っていく同ドラマ。岡崎が演じるのは、柄本佑演じる医療雑誌「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴の妹・狩岡晴汝だ。

明るくポジティブな性格で、看護師を目指している。事故で両親を亡くし、兄・将貴と2人暮らしをしているが、将貴が、白夜の面倒を見ることになり、3人で暮らすことに。料理と買い物とおしゃべりが大好きで、白夜が自宅にやって来たことを素直に喜び、一般常識のない彼女にさまざまなことを教え込む。実は、頭に、“脳動脈瘤”という、いつ悪化してもおかしくない病気を抱えている。

脳動脈瘤は、位置的に切除手術が難しく、悪化すれば死に直結する病。若くしてそんなやり切れない運命に直面している晴汝は、今しかできないファッション、好きなヘアスタイルを思うままに楽しんでいるという役どころだ。

Rayモデルでもある岡崎は、ゆるふわロングヘアが印象的だが、今回、役作りで金髪にするにあたり、ウィッグをつけるのではなく、髪をブリーチすることを決意。しかし、すんなりとは色が抜けず、ブリーチ剤を3回塗りなおし、約4時間かけ染め上げた。また、肩まであった髪をバッサリ約10センチカットし、“金髪ショートヘア”に。今までのイメージとはガラリと変貌している。

岡崎のコメントは、以下の通り。

――『ドクターホワイト』台本を読んだ感想をお願いします。

ホントに面白くて、すぐ読んでしまいました。元々ミステリーがすごく好きなので、楽しんであっという間に読んでしまいましたね。

――演じられる狩岡晴汝を、どんな人物と捉えていますか?

“強い”まではいかないですけど、元気で明るい女の子だなと思います。でも、外に見せている顔と、本当の晴汝の心の内は、ちょっと違うんじゃないかなという感じがします。心はとても繊細な女の子だと思います。そういった部分を意識して演じられたらいいなと思っています。

――演じるにあたって、準備したいことはありますか?

晴汝が、口で言っていることと、心で思っていることがきっと違うので、“その差”というのを、自分の中でも消化して、“晴汝の本当の思い”を、心に置いて意識できたらなと思います。

――金髪にブリーチしてみて、いかがですか?

ガラっと変わりました!自分で見ても別人です。こんなに変わるんだと…とても新鮮でうれしいです。ドラマで、ショートカットは、今まであるのですが、金髪というかハイトーンは、初めてなので、みなさんの印象がどう変わるのか楽しみです!

――ここまで、ガラリと髪形を変えるということで、役に対しての向き合い方など、気持ちの変化はありますか?

見慣れない自分というのが、まずあって新鮮です。役やキャラクターによってファッションも当然違うので、髪形など形から入れるのは、視覚で目に見えることなので、私も役に入りやすいなと思いました。