――お二人は今回が初共演になります。第一印象と、撮影を重ねていくうちに印象が変わってきたことがあれば教えてください。

萩原:初対面のときを振り返ってみると、ものすごく丁寧な挨拶をしてくれたのを覚えています。「こんなに気持ちのいい挨拶ってないな!」と思うくらい(笑)。その数日後に本読みがあったので、「僕も勇征くんを見習って、元気にいこう!」という意気込みで向かいました。初対面から今日に至るまで、明るくて話しやすくて、周囲にも気遣いができる人、という印象は変わりません。

八木:今、とても気持ちいいですね(笑)。

萩原:あはは! 実年齢では僕のほうが一つ年下なんですが、お兄さんのようにしてくれるときもあるし、同級生みたいに話せたりもするし、コミュニケーションがとても取りやすいんです。

八木:僕は初対面から、利久くんの印象がどんどん変わっていきました。最初は「物静かな子なのかな?」と思っていたんですが、今では“少年”といったイメージ。“短パン小僧”みたいな(笑)。活発で根が明るくて、利久くんがいつも現場をパッと明るい空気にしてくれます。僕は人見知りなんですが、利久くんはすぐにその壁を崩してくれました。利久くんに持ち前のフレンドリー精神があるから、僕も早く打ち解けることができたのかなと思っています。ものすごくとっつきやすくて優しい人です。

――ドラマのタイトルにちなみ、お互いの“美しい”と思うところを教えてください。

八木:利久くんの手と目がとても美しいなと思っています。本作では、清居と平良が見つめ合うシーンがとても多いんです。「見つめ合うとなると、恥ずかしさが出てしまうかもしれない」と思っていましたが、“照れ”という感情がなくなるくらい引き寄せられる目をしています。初対面のときに「よろしくお願いします」と顔を上げた瞬間から、素敵な目をしているなと感じていました。

萩原:恐縮です(笑)! 勇征くんは筋肉がとても美しい。着替えているときにふと見たら「うわ!」と思うくらい美しかったです。引き締まっていて、同性から見ても憧れる体。こんな体になりたいです。