JR四国と土佐くろしお鉄道は、「四国デスティネーションキャンペーン」特別企画として、特急形気動車2700系で奈半利駅から宿毛駅まで高知県を東西に横断する特別ツアー「高知横断特急 ~新型特急2700系で行く土佐路東西200キロ走破!~」を12月21・22日に開催すると発表した。

  • 高知駅に入線する2700系(2019年9月の試乗会にて撮影)

このツアーでは、12月21日に「高知横断特急 宿毛号」(奈半利発宿毛行)、12月22日に「高知横断特急 奈半利号」(宿毛発奈半利行)を運行。日帰りコース(グリーン席利用2万円・指定席利用1万7,000円)として、「高知横断特急 宿毛号」もしくは「高知横断特急 奈半利号」の片道乗車に四国各駅からの往復きっぷがセットになったコースを設定する。

1泊2日コース(3万7,000~4万2,000円)では、室戸岬の特異な地形や地質をガイドとともに見学し、人気スポット「むろと廃校水族館」など貸切バスで巡り、「高知横断特急 宿毛号」(指定席)に乗車する「高知横断特急宿毛号と世界ジオパークの室戸岬2日間」コース、四万十川を屋形船から堪能し、人気スポット「足摺海洋館SATOUMI」など貸切バスで巡り、「高知横断特急 奈半利号」(指定席)に乗車する「高知横断特急奈半利号と四万十川屋形船・足摺岬2日間」コースを設定する。

  • 2700系のグリーン車(2019年9月の試乗会にて撮影)

  • 2700系の普通車(2019年9月の試乗会にて撮影)

11月14日10時から販売開始し、JR四国旅の予約センターにて電話で受け付けるほか、JR四国のワープ支店、駅ワーププラザ、ウェブサイト「JR四国ツアー」でも申込みを受け付ける。