JR西日本は、山陽新幹線と一部の在来線特急列車による荷物輸送事業を開始すると発表した。北陸新幹線で5月から荷物輸送を実施しており、新たに山陽新幹線新大阪~博多間を中心としつつ、顧客ニーズに応じて山陽新幹線に接続する在来線特急列車にまたがった輸送も実施することとした。

  • 山陽新幹線と一部の在来線特急列車で荷物輸送事業を開始

実際の事業は物流会社「ジェイアール西日本マルニックス」を事業主体とし、おもに法人の荷主を対象とした各駅相互間で定期および不定期の荷物輸送を行うという。

すでに11月1日から山陽新幹線「さくら」を活用した新聞輸送を新大阪~博多間で始めており、11月12日からは活け松葉ガニの輸送を始める予定。活け松葉ガニは米子駅から特急「やくも」で岡山駅まで運び、岡山駅から新幹線「みずほ」で新大阪駅へ、さらに特急「スーパーはくと」で京都駅まで運ぶとしている。