2.5次元パラレルシンガーソングライターの酸欠少女さユりが出演する、没入型オンラインライブ企画「LIVE DIVE」が16日、dTVにて配信された。

  • 酸欠少女さユり

大型LEDステージ「BLACKBOX3」の光と映像演出を使って楽曲の世界観を表現する同ライブ。左右と背面、さらに床面まで四面がLEDビジョンに囲まれたステージの真ん中に、いつものポンチョを着て座り込んださユりが登場し、「それは小さな光のような」でライブは幕を開けた。黒地に白い線が動く抽象的な映像が、さユりの歌声に呼応して、時に星座のように、時に幾何学模様のように形を変えていく。無重力の中に彼女の体が浮かんでいるような不思議な空間だ。

そして「ミカヅキ」、「航海の唄」と続き、RADWIMPS・野田洋次郎プロデュースの「フラレガイガール」がスタート。温かい電球のような光が舞う映像と、実際に吊るされた電球の装飾が重なり、3D的な演出の中、マイクを握りしめ、繊細なラブソングを届ける。

そこから一転、スピード感あふれる「平行線」では、ガラスの破片のような刺々しい映像と合わせて、歌詞が表示されていく。続く「かみさま」は、MVを手掛けたアーティスト・葛飾出身のビビッドなイラストに毒のある歌詞が乗り、まるでMVの中に入り込んだような感覚になる。

アニメ『EDENS ZERO』のエンディングテーマとなった最新曲「世界の秘密」では、アニメの映像とのエモーショナルなコラボレーションが実現。さらに、「レイメイ」でツインボーカルを務めたMY FIRST STORY・Hiroの歌声が流れ、さユりが掛け合うように熱唱する。

そして最後のMCで、「足下にも横にも映像があって、自分が演奏しながら映像を見るっていうことも普段はないので、とても新鮮でワクワクしながらライブができました」と感想を述べたさユり。「みなさん、どうだったでしょうか。私もいち視聴者として、映像を見たいなって思ってます」「またどこかで会いましょう」と語り、「十億年」でライブを締めくくった。

■酸欠少女さユりコメント

――今回のライブパフォーマンスを終えて、率直な感想をお聞かせください。

背後、左右、そして足元にも映像が映し出されていて新鮮でした。色彩や飛び交う光に一体化するような感覚の中、演奏が出来て面白かったです。

――今回のライブコンセプトや注目してほしいポイント、見どころなどを教えてください。

曲ごとに違う空間へワープしたような映像演出になっていると思います。それぞれの曲の世界観をじっくり楽しんでもらえると嬉しいです。

――コロナ禍でなかなかライブができない中、映像配信サービスを使うアーティストも増えていますが、オンラインライブにどんな印象をお持ちですか?

お客さん側は自分のペースでゆっくり観られるのが良い所だと思います。今回のように見逃し配信がある場合だと特に、気に入った部分を繰り返し見るという楽しみ方が出来たり。カメラワークによって視覚的な情報がより伝わるので、オンラインライブでは全員に特等席で観てもらえているような気持ちです。