テレビ朝日系バラエティ番組『ノブナカなんなん?』(20日から毎週水曜19:00~※初回2時間スペシャル)のゴールデン進出記念記者会見が12日、都内のスタジオで行われ、お笑いコンビ・千鳥のノブ、同局の弘中綾香アナウンサー、モデルの河北麻友子、お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎、リリーが登壇した。

  • 左から河北麻友子、弘中綾香アナウンサー、千鳥のノブ、見取り図の盛山晋太郎、リリー

ノブ&弘中アナによる“ノブナカ”コンビが、思わず「なんなん?(=なんなの?)」と言いたくなってしまう人々に注目し、人生をのぞき見していく同番組。2018年に特番として誕生し、昨年10月からは毎週土曜(22:25~)にレギュラー放送されていたが、わずか1年でゴールデンタイム昇格が決定。新たにレギュラーとして河北と見取り図を迎える。

水曜日19時台はライバル番組の多い時間帯ということにちなみ、自身のライバルについて聞かれたノブは「僕、どこでも言ったことないんですけど」と前置きし、「若手の頃にこの人を見て勉強しろと言われてからずっと見ているのが、意外だと思うんですけど羽鳥さんですね」と羽鳥慎一アナウンサーがライバルであるということを告白。

「21歳くらいのときかな。baseよしもとで、笑い飯たちと出演した『大喜利ライブ』というイベントで初めてMCを経験したんです。終わった後当時の劇場支配人に『MCとしての技術が0点。MCはウケなくていい、すべて円滑に進めるのが仕事。これから毎日新聞を読んで、毎日羽鳥さんを見て勉強しろ』と言われたんです」と振り返り、そこからMCの手本としてきたことを明かす。

日本テレビ『ぐるナイ』の「ゴチになります」企画では約3年共演しているが「現場、1回も失敗ないんですよ。ノーミス! 段取りミス、噛むミス、グダっとなること、3年間ゼロなんです。ミスターパーフェクトやなと思って」と羽鳥をリスペクトしたあと「だからゆくゆくはテレ朝の朝の番組を狙ってます(笑)」とテレビ朝日にアピールした。

一方、ノブに「もはやライバルはいないか」、河北に「(好きな女性アナウンサーランキングで)1位獲りましたもんね」と振られた弘中アナは「今のところ……そうですね、いないですね」と断言し、ノブは「かっこいー!!」と興奮。弘中アナは「言うと角が立っちゃいますし、井の中の蛙でやっていますので……」と恐縮していた。

河北は「ライバルというか憧れですけど、SHELLYさんがすごくて」とSHELLYの名前を挙げ「レギュラーをずっと一緒にやっていたんですけど、化け物なんですよ。バラエティ門番」と目を輝かせるが、独特の表現にノブは「門番……門番!?」と思わずつぶやく。河北は続けて「ゆくゆくはデヴィ夫人になりたい。パワフルに人生を生きていきたいと思っています」と語った。

見取り図の盛山は「意外と思われるかもしれないですけど、キャラも似てるところがある……元テレビ東京の鷲見(玲奈)さんですね。セントフォースの人たちがライバルです」とボケて見せ、ノブに「髪の毛が長いくらいやん!」とツッコまれる。そして真面目に「千鳥さんやかまいたちさんのような、大阪から出てきた先輩方を目指したい」と話した。

リリーが挙げたのは、同じコンビのニューヨーク。「業界人のアンケートでは、やっぱり今この2組で番組を取り合っているらしいんです。自分たちが先輩だし、ライバルという感じでは……と思っているのですが、そう言われると意識しちゃいますね」といい、「頑張るだけですね」と誓った。

そんな見取り図にノブは「売れるの早いよ。もっと東京で5年は溺れぇ! うきわ探せぇ! 千鳥みたいに!」と自虐を交えて叫んだあと、「見取り図は実力もある。かまいたちとか皆含めて、一緒に頑張っていきたいよね」と大阪で活動してきたメンバーの絆を垣間見せた。