お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が8日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「深夜コンビニのレジ係……閉店間際の飲食店……大人になってからの家族の呼び方……気になって仕方ない【百の三 繊細さんの気になるリスト6】」内で、閉店間際の飲食店での苦悩を明かした。

ピース・又吉直樹

今回、チャンネルでは「繊細な人が気になること」をテーマにトークを実施、その中で深夜の飲食店について話題が及ぶ。小説の執筆などで、夜遅くに外で作業することが多かった又吉。しかし、人一倍色々と考えてしまう性格なこともあって、「他にいっぱいお客さんがいたらドリンクだけでいいんですけど」「僕しかいなかったときに、『もし俺行ってなかったら、今日は閉めてたんじゃないか?』」と思ってしまうという。

又吉の心配はそれに留まらず、「店員さんが3人おった場合、深夜料金で(時給)1,500円としたら、人件費だけで残りの2時間で……」と店側が持つ費用も脳内で計算。「3人がやることって言ったら、待つだけですよね」「これ俺、コーヒー一杯で2時までおってええの?」などと脳内でそろばんを弾いた結果、「食いたくもないパフェ頼んだり、フライドポテト頼んで、客単価をなんとか上げよう」とすることに。

又吉の中での基準は「最低でも2,000円」なのだが、若い頃とは違って大量には食べられないので、「できるだけ少量で、すぐ食べられるもので、高いもの」を次第にチョイスするようになり、ニューヨークチーズケーキやティラミスなどを選ぶことが多かったと振り返った。気遣いゆえの行動だったが、結果的に30代の頃に太った一因になったと話す又吉。その後、「誰にも気兼ねしない」という理由で、書斎を借りることになったそうだ。