サッカー元日本代表の内田篤人氏が、10月2日からスタートするテレビ朝日のショートドキュメンタリー番組『挑戦者の原点~My Episode 0~』(毎週土曜9:55~10:00※関東ローカル)で、ナレーターに初挑戦することが分かった。

内田篤人

同番組は、さまざまなジャンルの第一線で活躍する人物にスポットを当て、人生を大きく変えた原体験(=My Episode 0)から、未来へ向けたメッセージを発信していくショートドキュメンタリー。それぞれの転機となった出来事、生き方に大きな影響を与えた経験などをひも解いていく。

『報道ステーション』スポーツキャスター、テレビ朝日の東京オリンピックキャスターとして活躍し、サッカーW杯アジア最終予選でも中継の解説を務めるなど抜群のトーク力を披露している内田。番組では、グローバルな活躍を経て今なお新たな領域に挑み続けるフロンティアスピリッツの持ち主である内田に、挑戦者の原点とその未来を力強く伝えてほしいとオファー。内田の快諾を受け、このたびナレーションの初収録が行われた。

はにかみながらナレーションブースに入った内田は、担当ディレクターによるナレーションの見本に「うわ! すごく“テレビっぽい”ですね」と感想をもらし、映像に声を添える仕事の難しさを改めて感じた様子。テストリハーサルでは、ナレーションブース横のコントロールルームでスタッフ十数名が見守っていることに「緊張する……」とつぶやいていたが、少しずつコツをつかみ、本番では持ち前の瞬発力を発揮。収録はスムーズに進行した。

そんな初挑戦の自己採点は「100点」。内田は「ナレーションは初めてですが、“やってみよう精神”で挑戦してみました。番組ではこれからさまざまな挑戦者のみなさんを紹介していきますが、彼らが情熱を傾けている活動や仕事、人生の一部を声で彩っていくようなナレーションを務めていけたら」と意気込んだ。

初回放送では、“世界を変える30歳未満の日本人30人”として、「Forbes Japan 30 UNDER 30 2019」に選出された村木風海(むらき かずみ)さんを取り上げる。2000年生まれの村木さんは、小学4年生の頃から地球温暖化を止めるための発明と、人類の火星移住を実現させる研究を行っており、現在は炭素回収技術研究機構(CRRA:シーラ)代表理事・機構長を務めている。9日放送の第2回は、「maramana(マーラマーナ)」ブランドディレクター・早水綾野(はやみ あやの)さんをクローズアップ。JICA海外協力隊としてソロモン諸島に滞在した経験を持つ彼女は現在、ソロモンで取れる貝を現地の職人と共に細工し、日本でジュエリーとして仕上げている。それぞれの挑戦の原点とは。