人と人とが距離を置いているコロナ禍。もし目の前の人が転んだら、物を落としたら……、みなさんはどうしますか?

先日、息子さんを後ろに乗せて自転車を運転していたねここあんなさん(@necoco_anna)は、バランスを崩してしまったのですが……ねここさんがInstagramに投稿した漫画が話題になっています。

ここ最近で一番「密」になった瞬間だったけど、そこにはやさしさしかなかった( ;∀;)
この日、もし助けてもらえてなかったら、怪我してたかもしれない。
車停めて通話してたおじさんに腹が立っていたかもしれない。←いや自分で転んだんだけどね
チェーンはずれてお家に帰るしかなくて、へとへとになって落ち込んでいたかもしれない。
心の余裕って、人の優しさが変えてくれるんだなって思いました。
それに
散る時の素早さも私たちへの気遣いなんだとわかる。
たぶんみんな密になっちゃいけないって思って、素早く私たちから離れたんだろうな…
感謝の気持ちを込めて描きました。
私を救ってくれた人たちみんなに、良いことが起きていますように…!!
そして
「いたかったら泣いてもいいよ」って言ってくれたきっくんの優しさも大事にしたい。

痛くなくても涙って流れるんよ…!
(@necoco_annaより引用)

この投稿に、「ステキ世界ーーー」「感動しました」「心がホカホカ」「まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね! なんだかじーんとしました」「なんか泣けてきました」「泣いてもた……」と、みなさん感動された様子。

また、登場人物について、「プルプルしてるおじいちゃん可愛い」「車の人にズバッと言ってくれた人にまた感動です」「車の兄ちゃん(?)に注意するおばちゃんや、きっくんに笑顔でバイバイしてるお姉ちゃんetc. 皆様素敵です」「きっくんの優しさにもきゅん」「みなさんがステキすぎて泣けちゃう」といったコメントも寄せられていました。

起こす人、支える人、拾う人、注意する人……、そして、役目を終えた途端に疾風のごとく去っていく気遣い。みなさんの優しさが詰まった見事な連携プレーに、思わず拍手してしまいました。

そして、コメント欄にはこんな体験談も……

「その節はありがとうございました!」共感のコメントも多数

「わたしもベビーカーで電車から降りる時、車輪がハマってしまって、あっ‼︎と思った瞬間に2人の方が駆け寄って何も言わずに車輪を持ち上げて外してくれました」

「うちも以前、自転車で段差でつまづいてしまった時に(ちゃんと転びました)数人の人が自転車をたたせてくれて、痛さ忘れて、感動して泣きそうでした……」

「私も昔、到着した電車と駅のホームの間に片足が落っこちてズルって危うく落ちそうになった瞬間に周りの人がいっせいに救いあげてくれましたー。いやーあの時助けてくれた方々本当にありがとうございます! 笑」

「私もついこないだ同じようなことがありました!
とっさに子供守らなくちゃ……! と倒れる2秒くらいの間に自転車と地面の間に自分の足を挟んで少しでも勢いを軽減……! と思い、そのままゆっくり転倒し起き上がれないところを見知らぬお兄さんが助けてくれました。本当にありがたかったです」


最後に、多くの方から反響のコメントやいいねが寄せられていることについて、投稿者のねここあんなさんに率直な感想をうかがったところ……

「他人に近づくことを避けるのが当たり前になっているこのご時世、困ってる人に手を差し伸べることは簡単なことじゃないと思ってます。そんな中で迷わずに駆け寄って助けてくださった方々に、感謝の気持ちを込めて描いた絵でした。『困ってる人がいたら自分も迷わず助けるようになりたい』とコメントくださる方もいて、優しさが連鎖するような気がして嬉しかったです」と話していました。

人のさやしさがギュッと詰まったステキなエピソード、やっぱり、まだまだ世の中捨てたもんじゃないようですね!