韓国映画の人気作品のなかでも恋愛系の名作を紹介します。

そこで今回はマイナビニュース男女会員504人に、韓国映画の中で最もよかった恋愛映画についてアンケート。ランキング結果とともに、おすすめの理由についても尋ねてみました。

  • 韓国の恋愛映画の名作トップ10をランキング形式で一挙紹介

韓国の恋愛映画ランキング

  • 1位『私の頭の中の消しゴム』(2004年公開/21.9%)
  • 2位『シュリ』(1999年公開/10.9%)
  • 2位『猟奇的な彼女』(2001年公開/10.9%)
  • 4位『四月の雪』(2005年公開/5.5%)
  • 4位『カンナさん大成功です!』(2006年公開/5.5%)
  • 4位『きみはペット』(2011年公開/5.5%)
  • 7位『僕の彼女を紹介します』(2004年公開/4.7%)
  • 8位『その日の雰囲気』(2016年公開/3.9%)
  • 9位『ラブストーリー』(2003年公開/3.1%)
  • 9位『うつせみ』(2004年公開/3.1%)
  • 9位『私の愛、私の花嫁』(2014年公開/3.1%)

泣ける作品多数! おすすめの韓国恋愛映画のあらすじとキャスト

ここからは、上記のランキングに選ばれた作品のキャストとあらすじを紹介していきます。

『私の頭の中の消しゴム』

恋に落ちて結婚した社長令嬢・スジンと建設家志望の青年。幸せいっぱいの新婚生活を送っていた2人だが、ある日、スジンは若年性アルツハイマー症と診断される。不治の病と闘いながら、愛を深めていく2人を描く純愛ストーリー。

出演/チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、パク・サンギュ
監督/イ・ジェハン
公開年/2004年

・「消しゴムで消された記憶が戻るときは最高におもしろいです」(33歳男性/教育/専門職関連)
・「愛情が感じられて感動した」(47歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「純愛物語だから」(28歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「記憶を失っていく様が悲しい」(55歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「昔の日本映画に近く、懐かしい」(64歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「俳優さんの演技もよかったし、話の内容もとても感動的だった」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「涙が止まりませんでした」(52歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「もう号泣。泣きたい時はこれ。すっきりする」(48歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「久しぶりに泣いた……」(44歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)

『シュリ』

韓国に潜入した北朝鮮の女性工作員と、韓国諜報部員との悲恋を描く。2人の純愛とともに、北朝鮮の特殊工作部隊と韓国の情報機関との戦いも盛り込んだサスペンス・ラブストーリー。

出演/ハン・ソッキュ、キム・ユンジン、チェ・ミンシク、ソン・ガンホ
監督/カン・ジェギュ
公開年/1999年

・「ストーリー、俳優の演技力、映像、音楽、すべてにおいて当時は衝撃を受けました」(52歳男性/不動産/営業関連)
・「ストーリーが邦画よりよくできている」(53歳男性/総合電機/事務・企画・経営関連)
・「かなりシリアスな映画で印象に残った」(61歳男性/フードビジネス(総合)/IT関連技術職)
・「キャストがよかったから」(48歳男性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「せつなかった」(32歳男性/専門商社/営業関連)
・「ストーリーが新鮮だった」(54歳男性/建設・土木/営業関連)
・「展開が早く飽きさせない」(46歳男性/通信販売・ネット販売/事務・企画・経営関連)

『猟奇的な彼女』

可愛らしいルックスだけど、性格は乱暴・凶暴で非常識。でもどこか憎めない"猟奇的"な彼女と、それに翻弄される男子学生の恋愛を描いたラブコメディ。

出演/チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、ソン・オクスク、ハン・ジンヒ
監督/クァク・ジェヨン
公開年/2001年

・「感動的だから」(56歳男性/サービス(その他)/販売・サービス関連)
・「恋愛要素だけではなくコメディ要素も含まれていておもしろかった」(44歳男性/サービス(その他)/その他技術職)
・「楽しかった」(51歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「定番ですからね!」(49歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)
・「おもしろかった」(46歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「奇跡の恋愛という言葉がピッタリな映画」(48歳男性/旅行・観光/営業関連)
・「チョン・ジヒョンが役柄にあっていて、共感できた」(53歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)

『四月の雪』

妻の交通事故で病院に駆け付けたインスは、そこで同じく夫が交通事故にあったという女性・ソヨンと出会う。実はインスの妻とソヨンの夫は不倫旅行中で、一緒に交通事故にあい意識不明となっていた。配偶者が不倫をしていたことを知った2人は、複雑な思いで配偶者の看病をすることに。やがて、インスとソヨンは惹かれあうようになり……。

出演/ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン、リュ・スンス、イム・サンヒョ
監督/ホ・ジノ
公開年/2005年

・「ストーリーがよい」(42歳男性/精密機器/営業関連)
・「のめりこめる」(37歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/販売・サービス関連)
・「素晴らしい」(35歳男性/証券・投資銀行/専門職関連)
・「ぺ・ヨンジュンの悲しみとラスト」(60歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)
・「女優がかわいかった」(45歳男性/通信関連/その他・専業主婦等)

『カンナさん大成功です!』

スター歌手のゴーストシンガーを務めるなど、音楽的才能にあふれるカンナは、169センチで95キロという巨体の持ち主。思いを寄せる音楽プロデューサーを振り向かせるため、全身を整形して、スリムで美しいボディを手に入れるのだが……。

出演/キム・アジュン、チュ・ジンモ、ソン・ドンイル、キム・ヒョンスク
監督/キム・ヨンファ
公開年/2006年

・「おもしろいストーリーなところ」(38歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「おもしろい映画でした」(65歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「感動してとてもよかった」(39歳男性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)

『きみはペット』

失恋、仕事での挫折と、一気に人生のどん底に落とされたキャリアウーマン。彼女の前に、宿なし・金なしのイケメン男子が「ペット」として同居したいと現れた。奇妙な同居生活をスタートさせた2人だが……。

出演/チャン・グンソク、キム・ハヌル、リュ・テジュン、チョン・ユミ
監督/ キム・ビョンゴン
公開年/2011年

・「王道だけど、逆に新鮮」(47歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「この映画好きです」(46歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「キュンキュンした」(38歳女性/専門商社/事務・企画・経営関連)

『僕の彼女を紹介します』

誤認逮捕がもとで出会った高校教師と、熱血女性警察官。無鉄砲な女性警察官とまじめで誠実な高校教師はやがて愛しあうが、2人には過酷な運命が待ち受けていた。

出演/チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク、キム・テウク、チャン・ホビン
監督/クァク・ジェヨン
公開年/2004年

・「悲しい最期を迎える恋人同士の葛藤がよく描かれていました」(54歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「ちょっと現実離れした恋愛観」(48歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「泣ける、泣きすぎ」(45歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「感動しました」(44歳男性/医療・福祉・介護サービス/その他技術職)

『その日の雰囲気』

電車で隣り合わせになったプレイボーイのチャラ男と、身持ちが堅い容姿端麗な女性。ナンパ成功率100%を誇るそのプレイボーイ男は、鉄壁のその女性にワンナイトラブを持ち掛けるが……?

出演/ムン・チェウォン、ユ・ヨンソク、チョ・ジェユン、パク・ミヌ
監督/チョ・ギュジャン
公開年/2016年

・「よかったと思います」(39歳男性/重電・産業用電気機器/営業関連)
・「おもしろかった」(49歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「非常に感動できた」(37歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

『ラブストーリー』

好きな人になかなか思いを伝えられない奥手な女子大生のジヘはある日、母親が初恋の相手への思い出をつづった日記帳を発見する。母と娘、過去と現代、35年の時を越えて続くラブストーリーを描く。

出演/ソン・イェジン、チョ・スンウ、チョ・インソン、イ・ギウ
監督/クァク・ジェヨン
公開年/2003年

・「悔しいが感動してしまった」(45歳男性/専門店(ファッション・服飾関連)/営業関連)

『うつせみ』

留守宅を見つけ、そこで過ごす生活を続ける青年。ある豪邸に侵入した彼は、夫からDVを受けている人妻と出会う。やがて2人は家を出て忍び込んだ空き家を転々とするが……。

出演/イ・スンヨン、ジェヒ、クォン・ヒョコ、パク・チア
監督/キム・ギドク
公開年/2004年

・「ちょっと入ってしまうところがありますね」(55歳女性/教育/専門職関連)

『私の愛、私の花嫁』

4年もの恋愛期間を経て結婚したカップルだが、結婚生活は理想と現実のギャップばかり。ちょっとしたすれ違いも重なり、時には愛を見失いそうになる様子をコミカルに描くラブコメデイ。

出演/シン・ミナ、チョ・ジョンソク、ペ・ソンウ、 ユン・ジョンヒ
監督/イム・チャンサン
公開年/2014年

・「参考になった」(52歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)

【テーマ別】韓国のおすすめ恋愛映画

一口に恋愛映画と言っても、純愛物語やラブコメディー、さらには大人の恋愛などさまざまなテーマの作品があります。そしてこれらのテーマは作品選びをする際に大切になってくるもの。そこで、以下に恋愛映画の主要テーマごとに作品をピックアップしてみました。

韓国の恋愛映画(ラブコメディー)

  • 『猟奇的な彼女』
  • 『カンナさん大成功です!』
  • 『その日の雰囲気』
  • 『私の愛、私の花嫁』
  • 『きみはペット』
  • 『最も普通の恋愛』
  • 『ニューイヤー・ブルース』

韓国の恋愛映画(大人の恋愛)

  • 『シュリ』
  • 『四月の雪』
  • 『うつせみ』
  • 『傷だらけのふたり』
  • 『男と女』

韓国の恋愛映画(泣ける純愛)

  • 『私の頭の中の消しゴム』
  • 『ラブストーリー』
  • 『君の結婚式』
  • 『建築学概論』
  • 『ただ君だけ』
  • 『雨とあなたの物語』

韓国の恋愛映画に関するアンケート結果

韓国の恋愛映画を視聴したことはありますか?

「はい」(31.9%)
「いいえ」(68.1%)

韓国の恋愛映画を見たことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は31.9%でした。約3人に1人が見たことがあると答えており、本記事のランキングはこの人たちの回答をもとにしています。

泣ける純愛ものからラブコメまで…韓国のおすすめ恋愛映画を紹介しました

マイナビニュース会員に「最もよかった韓国の恋愛映画」について聞いたところ、1位は『私の頭の中の消しゴム』でした。記憶が次々とこぼれおちる若年性アルツハイマー症を患った女性と、彼女を支える恋人のピュアなラブストーリーで、「号泣」「泣きたい時はこれ!」「涙が止まらない」という声が多数。韓国のみならず、日本でも大変な話題となった『シュリ』を10ポイント以上引き離す結果となっています。

2位の『シュリ』は、南北分断という歴史的背景とともに、両国の男女による結ばれることがない愛が描かれています。政治サスペンスという硬派な面と壮絶なアクションシーンも盛り込まれているため、恋愛映画が苦手という男性も抵抗なく見ることができるでしょう。

同率で2位にランクインした『猟奇的な彼女』は、魅力的なキャラクターと小気味よいテンポで、観客をぐいぐい引き込むラブコメディ。同作と同じ監督・主演で作られた作品が、7位の『僕の彼女を紹介します』です。ラストでは、『猟奇的な彼女』ファンに贈るサプライズシーンも用意されており、両作を一緒に見ると楽しい発見がありそうです。

TOP10には純愛からコメディ、シリアスなものまでさまざまな作品がランクイン。恋愛映画というと、女性が好むジャンルというイメージがありますが、コメントを寄せてくれたのは男性が多かったのも印象的でした。「キュンとする恋愛映画を見てみたい」という思いを、男性も潜在的に持っているのかもしれませんね。

これまであえて恋愛映画を見てこなかった人も、以前よりおうち時間が増えた今、家で恋愛映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?

調査時期: 2021年6月26日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計504人
調査方法: インターネットログイン式アンケート