JR西日本は2日、山陰本線を中心に運行している「名探偵コナン列車」のピンク色車両をリニューアルして新たなデザインの車両とし、9月18日から運行開始すると発表した。

  • 新たなデザインの「名探偵コナン列車」(イメージ)

「名探偵コナン列車」は「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年度から運行開始。コナンをはじめ主要キャラクターのイラストが描かれ、現在はコナンと怪盗キッドを描いたピンク色車両(2015年度から運行)、コナンと怪盗キッドに加え、工藤新一、毛利蘭なども描いた青赤車両(2019年度から運行)の2編成(ともに2両編成)が活躍している。

これら2編成のうち、ピンク色車両のデザインをリニューアルすることになり、現行のピンク色車両は9月9日をもって運行終了する予定。青赤車両は引き続き運行される。

新デザイン車両は1編成の2車両それぞれにテーマを設定する。米子側は茶色の車両となり、テーマは「招集された探偵たち」。作品に登場するコナン、工藤新一、毛利小五郎、安室透、服部平次ら探偵たちが勢ぞろいする。鳥取側はオレンジ色の車両となり、テーマは「少年探偵団」。コナンの同級生で構成された少年探偵団が登場する。

  • トイレ入口内装(イメージ)

内装(トイレ入口)にもコナンと探偵風衣装の工藤新一のイラストを配し、ピクトグラムも工藤新一と毛利蘭を模したイラストとなっている。