ゼネラルリサーチは8月31日、「たばこの値上げ」に関する調査結果を発表した。調査は8月20日~23日、全国20代~60代の喫煙者719名、および非喫煙者322名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在吸っているたばこと1ヶ月あたりのたばこ代

    現在吸っているたばこと1ヶ月あたりのたばこ代

喫煙者を対象に、現在吸っているたばこの種類を聞いたところ、「紙巻たばこ」(73.4%)が最も多く7割超を占める結果に。1ヶ月あたりのたばこ代は、「8,000円以上1万円未満」(14.6%)や「1万円以上1万2,000円未満」(14.5%)という人が多かった。

  • たばこ税増税の認知度と将来的な1箱あたりの値上げ許容額

    たばこ税増税の認知度と将来的な1箱あたりの値上げ許容額

続いて、「2021年10月のたばこ税増税に伴い、たばこの価格が上がる可能性があることをご存じですか?」と質問したところ、71.6%が「はい」と回答。

そこで、「現在吸っているたばこの価格が1箱(20本)あたりいくらまでなら今後値上げしても許せますか?」と質問したところ、「0円(これ以上の値上げは許せない)」(43.5%)が最多に。次いで「10円~50円」(28.8%)、「460円~500円」(7.4%)、「60円~100円」(6.5%)、「510円以上」(5.6%)と続いた。

  • 1箱(20本あたり)の価格がいくらまで上昇したら“禁煙”しますか?

    1箱(20本あたり)の価格がいくらまで上昇したら“禁煙”しますか?

また、「1箱(20本あたり)の価格がいくらまで上昇したら"禁煙"しますか?」と質問したところ、最も多かった回答は「600円以下」で35.6%。次いで「610円~650円」(18.2%)、「いくらになっても禁煙はしない」(14.1%)、「660円~700円」(8.2%)、「1,010円以上」(7.7%)と続き、禁煙するボーダーラインは600円前後と言える結果に。他方、「いくらになっても禁煙しない」(14.1%)という人も1割以上いることがわかった。

  • 社会の“喫煙者への風当たり”は強いと思いますか?

    社会の“喫煙者への風当たり”は強いと思いますか?

喫煙者・非喫煙者双方に、「社会の"喫煙者への風当たり"は強いと思いますか?」と質問したところ、喫煙者の9割以上、非喫煙者の8割以上が「そう思う(とても+やや)」と回答した。