ジェイアール東日本企画、JR東日本サービスクリエーション、レルヒ、JR東日本新潟支社は、車内で注文を受けた商品を途中駅から車内に積み込み、座席へ届ける新方式の車内販売の実証実験を9月4日から実施する。

  • 上越新幹線「Maxとき」の一部列車でモバイルオーダー&デリバリー型車内販売の実施実験を行う

  • 「『美食旅』新幹線 TRAIN DELI」ロゴ

2019年の「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」にて、上越新幹線でモバイルオーダー型の車内販売「『美食旅』新幹線 TRAIN DELI」を実施したが、今回はより多様なニーズに応えるべく、エキナカ商品を途中駅から新幹線車内に積み込み、デリバリーする新しいしくみの車内販売を行うという。実証実験の期間は9月4日から10月1日までの土休日。上越新幹線「Maxとき316号」(新潟駅10時18分発、東京行)・「Maxとき321号」(東京駅12時40分発、新潟行)のグリーン車(15・16号車2階席)で実施する。

期間中、対象列車のグリーン車テーブル面に掲示したQRコードをスマートフォンで読み取り、表示されたサイトから欲しい商品を選んで注文すると、車内スタッフと「CoCoLo湯沢ぽんしゅ館」スタッフに注文内容が届く。同館スタッフは注文内容に従って商品を用意し、越後湯沢駅で車内スタッフに商品を受け渡す。車内スタッフは注文した乗客の座席まで商品を届ける。代金の支払いは、現金をはじめ、「Suica」などの交通系電子マネー、クレジットカードで行う。