ヴァイオリニストの葉加瀬太郎と歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、きょう21日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(18:56~)夏休み2時間スペシャルに出演する。

  • 左から芦田愛菜、伊達みきお、きゃりーぱみゅぱみゅ、葉加瀬太郎、富澤たけし=テレビ朝日提供

近年、人気アーティストたちがこぞってカバーしている昭和歌謡。リアルタイム世代だけでなく、若者たちにも大ブームを巻き起こしている。今回番組では昭和歌謡、昭和家電、80年代アイドル、昭和4コマ漫画など、“昭和”に魅了された歴代の博士ちゃんたちにアンケートを実施。平均年齢13歳の博士ちゃんが衝撃を受けた“昭和の歌姫”たちを特集する。

「昭和歌謡博士ちゃん」の左合桂三くん(12)が授業をしてくれるのは、70年代後半に国民的人気を誇っていたアイドルデュオ、ピンク・レディーの秘話。実は、作詞・阿久悠氏、作曲・都倉俊一氏の「サウスポー」は24時間でスピード完成したという。

それまで5曲続けてオリコン1位を獲得してきたピンク・レディー。実は、歌詞もリズムもまったく違う原曲が存在していたが、絶対に1位を獲得するため、スタッフのひと言により24時間で作り直されていた。番組では、その幻の原曲を紹介。葉加瀬は「もしこの曲が出ていたら、ピンク・レディーは第2期に入ったといわれていたはず……」と、歴史が変わっていたであろうことを断言する。

中学2年生の「美空ひばり博士ちゃん」梅谷心愛ちゃんは、ちあきなおみの天才的歌唱テクニック“しゃくり”を解説。“しゃくり”を入れて歌ったことがないというきゃりーも挑戦するが、「ちょっと違うかもしれない」と博士ちゃんにあっさりダメ出しされてしまう。そんな博士ちゃんの授業のあと、ちあきなおみの歌を聴いた葉加瀬は「今日は本当に勉強になりました! 言われてはじめてわかった!」と歌に秘められていた真実に感動する。

高校1年生の「エレクトーン博士ちゃん」井上暖之くんは、太田裕美のヒット曲「木綿のハンカチーフ」に、日本の童謡や演歌に昔から多用されている“ヨナ抜き音階”のさらに高度な構造が使用されていると指摘。葉加瀬は、「たいしたもんだわ」「参りました! おっしゃるとおりです!」と絶賛。また葉加瀬は30年以上前、美空ひばりのステージでヴァイオリンを弾いていた過去をテレビ初告白。大スターの印象を「格が違った!」と振り返る。

そのほか、当時7歳だった芦田愛菜ときゃりーの2ショット写真や、松任谷由実の書き下ろし曲を歌う子役時代の芦田、葉加瀬と中森明菜の超貴重な共演シーンなど、お宝映像が目白押しの2時間となっている。