俳優の高橋文哉と鈴木仁が、9月17日(20:00~)から配信されるTELASAオリジナルドラマ『僕らが殺した、最愛のキミ』(全6話 ※第1話は無料配信)でW主演を果たすことが16日、分かった。

  • 左から鈴木仁、高橋文哉 (C)テレビ朝日

『主夫メゾン』に続くTELASAオリジナルドラマ第2弾は、日本テレビでこの秋放送のドラマ『真犯人フラグ』も担当する高野水登氏が脚本を務める、超ハードな“密室グロきゅんラブストーリー”。特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』(19~20年)で主演、さらに『先生を消す方程式。』(20年)など話題作に出演し続ける高橋文哉と、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(18年)や『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(19年)など大ヒットドラマに出演し、2020年には映画と舞台で初主演、『MEN’S NON-NO』専属モデルとしても活躍する鈴木仁がW主演を務める。

物語は、人には言えない秘密を持つ小学生時代のクラスメート7人が10年ぶりに再会するところからスタート。ところが同窓会が始まると、会場のビルは何者かによって完全封鎖されてしまう。密室の中で疑心暗鬼になったメンバーたちは次々とお互いを疑い、罵倒と裏切りの応酬を開始。同時に泥沼化する人間関係の中で愛の炎がメラメラと燃え出し、激愛とキスが止まらない状態に。そして血みどろの殺し合いが始まる――。

高橋は明るくて人懐っこい小林零を、鈴木は冷静かつ達観した尾崎元を演じる。2人は密室の極限状態の中、零の恋人で、小学校のクラスメートでもあった梨奈をめぐり三角関係へ発展。零と元は小学生時代に大親友だったものの、卒業前の“ある出来事”が発端となり10年間連絡を断っていた。零と元が共有する秘密とは何なのか。そして梨奈と2人の関係、三角関係の矢印の先とは。追って発表されるヒロイン役にも注目だ。

高橋は役作りについて「これまで特徴の強い役を演じてきた僕にとって、零は自分の力が試される役だなと思いました。分かりやすい特徴がないぶん、どこまでちゃんと表現できるかが課題でした。なので常に満足せず、手や目や足の動きなど細かいところまで考えながら挑みました。元との関係性も、視聴者の皆さんが自由に想像できるよう、手を握られたときに驚く表情ひとつを取っても、いろいろ匂わせながら演じました」と語る。また「同世代のキャストの皆さんと一緒にお芝居ができたことも刺激的で、すごく楽しかったです。お兄さんみたいな(鈴木)仁さんにも頼りっぱなしでした(笑)! 閉ざされた現場でずっと濃密な撮影をした仲間との団結力が、作品を通して視聴者の皆さんにも伝わったら、すごくうれしいです」とキャスト陣の中で芽生えたチームワークを明かし、「犯人の正体が謎に包まれる中、キャラクター全員が互いに疑い、だまし合っていく。犯人じゃないと思われていた人が、5秒後にたった一つの言動で疑われたりするんです。最終回の衝撃も大きいですし、僕も完全に視聴者として見たかったと思うほど! ぜひ皆さんも考察しながら、ご覧ください!」と呼びかけた。

鈴木は「自分が演じた元はずっとロー・テンションのままで、何事にも動じないんです。なので、撮影中も一つ一つの物事に反応し過ぎないよう意識しつつ、その中で冷静に考えている元を前に出していかなければ……と思いながら演じました。元も僕自身も、大勢の中でコミュニケーションを取るときはタイミングをうかがって、口数が減ってしまうタイプ。そういう意味では遠い存在ではなかったので、演じる上でも助かった部分があります」と自身と役どころとの共通点を述べ、「今回は後半、毎日血まみれになっていました。初めての経験で面白かったです」と撮影の感想を語る。そして視聴者へ「皆さまの中にも、人には言えない秘密があり、それが相手にどう思われるかを考えながら生きている方もいらっしゃるかと思いますが、このドラマはそういう秘密が暴かれる面白さのある作品だと思います。自分がこの空間に入ったとき、何を思うのかを感じながらご覧になると、より一層楽しめるんじゃないかなと思います」と楽しみ方を提案。

テレビ朝日の残間理央プロデューサーは「ディスタンスを守る時代だからこそ、すぐ隣のひとが隠している秘密を知りたくなりますよね。今もっとも旬で、美しく瑞々しい高橋文哉さんと鈴木仁さんが、スーパーヒーローや好青年の殻を破り、血だらけになって禁断の愛に揺れ動く姿…必見です! 嘘と本音と裏切りが入り乱れる“グロきゅん激愛ドラマ”、覗き見していただけたら幸いです」とアピールした。