東武鉄道は、東武スカイツリーラインの東武動物公園駅西口に、地域の人々と来街者が交流する「お買い物とまちづくりの活動拠点」がコンセプトの商業施設を9月16日にオープンすると発表した。

  • 東武動物公園駅西口商業施設(イメージ)

この商業施設は、地域コミュニティとつながる駅前開発として、宮代町や杉戸町で暮らす人々の利便性向上をはじめ、東武動物公園などの来街者と地域の人々による交流を生み出す商業施設をめざしている。「東武ストア」と「無印良品」が出店するとのこと。

地域産品や生鮮食料品、生活雑貨等の販売で地域の人々の日常生活を支えつつ、地域に開かれた交流広場「みんなの広場」の整備、飲食店営業等の商いへの挑戦を後押しするシェアキッチンの設置、高齢化が進む地域のニーズをとらえた移動販売など、地域課題解決や地域活性化につながるサービスを提供。東武鉄道はSDGsに賛同しており、地域活性化を図るこれまでのイベントに加え、新設する交流広場の活用など、これから生まれる接点が新たな交流を生み出し、持続的なにぎわいが続くことをめざすとしている。

  • 東武動物公園駅西口商業施設(案内図)

  • 交流広場「みんなの広場」(イメージ)

この施設で使用する電力量の約32%を賄えるだけのソーラーパネル(約1,450枚)を屋根一面に設置することにより、東武鉄道として初めて建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)」において最高評価を獲得するなど、環境にも配慮している。