「春はあけぼの」から始まる随筆『枕草子』。平安時代中期の女流作家・清少納言が執筆した平安文学の代表作です。学生時代、古典の授業で学んだという方も多いのではないでしょうか。

「春はあけぼの」、つまり「春は明け方が美しい」とそれぞれの季節の趣深い情景や風物詩を綴る清少納言ですが、あまりに暑いとこんな文章になるかも!? レドルバスさん(@redol_0H0w0M0)がTwitterに投稿した2コマ漫画が話題になっています。

暑いのが嫌いすぎる清少納言(@redol_0H0w0M0より引用)

  • (@redol_0H0w0M0より引用)

「夏はクソ」とバッサリ切り捨てるこの漫画、シンプルですが「わかりみがつよい」「風情もへったくれもないなw」「まあ暑いでしょうからね、十二単」と共感と笑いのコメントが多数寄せられています。

そして「秋と冬も気になるなwww」と続きが気になる声も……。本来ならば「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて(早朝)」と続きますが、「夏はクソ」の清少納言はどんな枕草子を執筆するのでしょうか。平安初期の頃から比べると現代は暑くなっている、というリプライもあるように、現代にもし生きていたら、枕草子の内容も変わっていたかもしれません。

毎日暑い日はまだまだ続きそうですが、熱中症対策には気をつけて過ごしつつ、暑い日は思わず口にしたくなる枕草子でした。