京阪ホールディングスと京阪電気鉄道は、こどもたちが描いた作品で作ったポスターを車内に掲出する列車「未来は、楽しく変えていこう。KEIHAN BIOSTYLEキッズ号」を11月20日から12月26日まで期間限定で運行すると発表した。

  • 「未来は、楽しく変えていこう。KEIHAN BIOSTYLEキッズ号」に使用される京阪電気鉄道13000系

「未来は、楽しく変えていこう。KEIHAN BIOSTYLEキッズ号」は、走行時の消費電力を約65%に低減(従来車両との比較)した省エネ車両13000系を使用して運行。掲出するポスターは、京阪グループが推進するSDGs達成に向けた取組み「BIOSTYLE PROJECT」に沿ったテーマを掲げ、こどもたちから作品を募集する2つのイベントに寄せられた応募作品の一部を用いて制作する。応募作品の一部を複写し、ポスターとして貼り出す。

1つ目は「GOOD for Earth(地球に良いか)」を考える企画として、行政や地域の企業、幼稚園などと連携し、中之島エリアで2012年から継続開催しているアートイベント「キテミテ中之島 2021」で募集。昨年に続き、「『みんないきものがたり』つづくよどこまでも」を募集テーマに、同じ地球でともに暮らす生き物に目を向けることで、地球環境や命の大切さについて考える。

2つ目は「GOOD for Locals(地域に良いか)」を考える企画として、京阪電気鉄道が実施する絵画イベント「京阪Kids絵画展」で募集。「つなげよう未来へ 京阪電車と私の住むまち すてきな風景」をテーマに、こどもたちが大切に思う沿線風景の美しさを持続させようとの目標を掲げる。