モデルで女優の高橋メアリージュンが、きょう12日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第4シリーズ(毎週木曜21:00~)第4話に出演する。

  • 左から天海祐希、高橋メアリージュン=テレビ朝日提供

高橋が演じるのは、依願退職当日に勤務先で死者2名を出すガス漏れ事故を起こし、自らも重症者となって集中治療室に収容されたエンジニア・橘頼子。事故当日の朝からSNSで自殺をほのめかしていた頼子は、主治医・折原政人(甲本雅裕)の反対に遭う中で事情聴取を開始した真壁有希子(天海祐希)に対しても「死刑にしてください」と懇願する。

今回の取り調べは『キントリ』史上初、病室のみならず取調室でもベッドに寝たままの事情聴取に。高橋は、身体の動きが制限される中で有希子に食ってかかるなど、感情を大きく動かす演技に挑んだ。「演じるときは目が大事。感情が動いていれば、それが目に出ると思う」普段からそう肝に銘じているという高橋。「本心と真逆のことを話すシーンがあるのですが、実際に家で実験をして、大好きな家族写真に向かって暴言を吐いてみたんです。それは本当につらかったです」と入念な準備を経て本番に臨んだという。

天海との共演には「天海さんに引き出していただいた芝居や感情が、たくさんありました。天海さんのお芝居で苛立たされ、本心があふれやすくもなりましたし、感謝しております」と、感動冷めやらぬ様子。「天海さんご本人の美しさもしかり、偉大な人間力にずっと感動していました。皆さんへの愛情や包容力、強い芯があって、本当にかっこいい方です」と天海を絶賛した。また『キントリ』チームについても「メンバーの仲がよくて、和やかでした。私はキリッとするつもりでいたのですが、天海さんと小日向(文世)さんのやりとりが面白くて、心が穏やかになってしまいました(笑)。小日向さんがどんな瞬間もチャーミングな方で、それに素早くツッコむ天海さんとの相性がよすぎて、笑わずにはいられませんでした」と現場の雰囲気を明かした。