東山紀之演じる天樹悠を中心に、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)ら、7人のスペシャリストが凶悪犯罪や未解決事件に挑むテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』。現在放送中のシーズン7(毎週水曜21:00~)では、7人それぞれに焦点を当てた“メイン回”により、1人ひとりの知られざるキャラクターをより深く知ることができるというファンにはたまらない新作となっている。

  • 田辺誠一=テレビ朝日提供

    田辺誠一=テレビ朝日提供

マイナビニュースでは、キャスト6人へ現場の裏話を聞くインタビューや、次のメイン回を担当するキャストへのメッセージを繋いでいく「刑事7人 スペシャルリレー」をお届け。第2回は、あす11日放送の第4話でメインを務める田辺が登場。昇進試験に挑むのは10回目、悲願の合格に向けて準備万端の海老沢だったが試験を目の前にして事件に巻き込まれ――。そんな海老沢を演じる田辺が、北大路がついていたお茶目なウソ、吉田へのまさかのおねだりなど、共演者について語った。

■7人の中で、一番のムードメーカーは

やっぱり塚本くんじゃないでしょうか。黙っているところを見たことがないくらい喋っていて、とにかく楽しい人です。頭の回転がすごく速いから、何か起きたらすぐに拾ってくれます。皆のことを常に見ていますね。飲み物を少し飲んだだけでも「これうめぇなぁ!」と話が始まって、どんなことでも広げてくれます。

■7人の中で、初めて会ったときと印象が変わった人は

北大路さんです。大スターですごい方だけど、お茶目で皆と気さくに話してくださる。日本映画の貴重なお話から若い頃のヤンチャなお話までしてくださるので、いつも楽しく聞かせて頂いています。先日は、北大路さんが13歳でデビューした作品が再放送されていて「見たよ」という連絡がたくさん来ていたそうなのですが、北大路さんは「あれは孫だから」とウソをついていました(笑)。

■海老沢芳樹が主役、第4話の見どころ

犯人の事情に裏の裏があるという謎解きや、子どもたちとのストーリー、「試験まであと○時間」という緊張感、いろんなテーマが1話に凝縮されています。人生を懸けて臨んだ試験を目の前にして事件に巻き込まれてしまうのは、不運だけど海老沢らしいですよね。仲間との絆を感じられるような、ホワッとするシーンもあります。

誰も読めない字で書かれた孫からの手紙を「見てくれ、この感動のメッセージ」とうれしそうに見せびらかすシーンがあるのですが、僕が読み取ったところ「おかず一品増やしてね」ではないかと。つまり「試験に受かってね」というメッセージなのですが、僕の中で大家族の海老沢家は「毎食13合炊いている」という設定で、海老沢は「家族のために頑張らなきゃ」という思いがとても強いんです。すごく勉強してるし、合格することで将来も広がると思うので、僕としてはぜひ試験に受かってほしい。そして食卓をにぎやかにしてほしいです(笑)。試験の行方にも注目してください。

ちなみに、シーズン4で初登場してから初の“海老沢メイン回”。拓海は毎シーズンあるんですよ!(笑) メインとなると台詞や撮影の分量が多くなるので苦労もありますが、フィーチャーされるのはうれしい。役者としてのやりがいにつながりますし、「やっと来たな」という気持ちです。華麗なるドリブルから海老シュートを決めて事件解決しますので、お楽しみに!

■次回登場、吉田鋼太郎の魅力とメッセージ

セクシー、ダンディー、お茶目、かわいい、人情家、愛妻家……役者としても男としても完璧な方。どうしたらそんなにセクシーでいられるのか聞きたいです。今回1年ぶりに会って「こんなにかっこよかったんだ」と思わされました。もちろんいつもかっこいいのですが、今年は特にかっこいいんです(笑)。

伝えたいことは……いらなくなった車を僕にください(笑)。かっこいい車を持ってるんですよね。名義変更はこちらでするので、ぜひお願いします!

次回の吉田鋼太郎インタビュー記事では、メッセージの返事も掲載!