俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE』(10月22日公開)の場面写真が8日に公開された。

  • 左から菅田将暉、斎藤工

    左から菅田将暉、斎藤工

同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。

今回公開されたのは、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の場面写真。不穏な気配漂う「CUBE」内の全方向にある謎の扉を開け、脱出を試みるエンジニア・後藤裕一(菅田将暉)は意を決した様な表情を浮かべこちらを振り返る。

「青色の部屋」の中では、後藤をはじめ、団体職員・甲斐(杏)、フリーター・越智(岡田将生)、中学生・千陽(田代輝)、何故か裸足姿で靴を担いでる整備士・井手(斎藤工)ら年齢も性別も職業もバラバラの面々が集い、会社役員・安東(吉田鋼太郎)の話に耳を傾けている。後藤、千陽、甲斐の3人がしゃがみ込んでいる場面では、後藤と千陽が誰かに何かを訴えかけている様子も。

さらに「オレンジ色の部屋」の中で、怒りに満ちた表情を見せる安東と、反対に余裕の笑みを浮かべて安東を見つめてる越智や、肩に痛々しい傷を負った井手が後藤の胸ぐらを掴みあげて激昂するシーン、「緑色の部屋」の中で、何かを見て怯えた表情を見せる越智と、目を見開き驚く甲斐の姿をとらえたシーンも公開された。どの写真も「CUBE」の殺人トラップばかりでなく、互いの素性を知らない6人が極限状態の中繰り広げる展開の行方が気になるシーンとなっている。

(C)2021「CUBE」製作委員会