声優の梶裕貴が、14日に放送される日本テレビ系ドラマ『ボイスII 110 緊急指令室』(毎週土曜22:00~)の第5話に出演する。

  • 梶裕貴(左)と増田貴久=日本テレビ提供

「ボイス=声」にかけて、毎話人気声優がどこかに起用されている同ドラマ。第5話に登場するのは、『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガー役、『七つの大罪』の主人公メリオダス役など、数々の有名キャラクターを演じる梶だ。

樋口(唐沢寿明)が井戸に閉じ込められるという衝撃の展開で幕を開ける第5話。梶は、そんな“樋口拉致事件”の中で、ある重要な役で登場する。声を頼りに脱出を図る樋口と、梶演じる男の「声」のやり取りが物語の鍵となる。

梶のコメントは、以下の通り。

――出演オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

『ボイス』という“声”がキーワードとして存在している作品にお声がけいただき、すごく嬉しかったです。実際に、演じさせていただいた役も“声”での出演が大部分を占めています。物語にとって、ある重要な意味合いを持つ彼。とても難しい役だなと感じました。

――撮影を終えて、いかがでしたか?

彼の気持ちに共感する部分もありつつ…かなり心を消耗しながらお芝居しました。監督と一緒に役づくりをさせていただけたような気がしていて、とても楽しかったです。アドレナリンが切れたのか、撮影後はガクッと崩れ落ちるくらい疲労困憊でした。

――声のプロである梶さんから見て、声がテーマの『ボイス』というドラマはいかがですか?

刑事と声紋分析官のタッグ、新しい世界観でワクワクします!天才声優役なんかが犯人として登場したら、人間vs科学の構図になって面白そうですね!そんなハードル高い役は、僕には無理ですが…!(笑)

――(今回の出演を経て)今後実写作品でどんな作品に挑戦したいですか?

誰も傷つかない、平和で、のーんびりとした作品をやってみたいです。(笑)

――ファンの方に一言、お願い致します!

魅力的な俳優の皆様による繊細な感情表現、そして疾走感あふれるアクションを存分にお楽しみください。本作は"現代社会の闇"をひとつのテーマに作られているかと思いますが、同時に"人間の心にある光"もしっかりと描かれているように感じました。僕が演じさせていただいた役の気持ちにも寄り添って、じっくりご覧いただけたら幸いです。