お笑いコンビ・麒麟の川島明が4日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。動画「【トーク】麒麟川島 勝てないと思う芸人&ラヴィット! 誕生秘話」内で、自身が「勝てない」と思った芸人について語った。

川島明

佐久間氏から「今まで見てきて、“こいつ勝てないな”もしくは”こいつのこの瞬間ダントツすごい”と思った人は?」と聞かれ、「早さランキングで言うと、自分でもコメントを言うのが早い時もあるんですけど、“早いな、この人”と思うのはやっぱりフジモン」と、FUJIWARA・藤本敏史の名前を挙げる川島。「脳で考える前にガヤってる。人がパッと出てきた時に、『何年前、問題起こしたぞ』とか事細かに言うじゃないですか? 相原勇さんが久しぶりに出てきて、『あっ、ピーターパン』とかババンて。よう覚えてますね? っていう」と感心し、さらに、とろサーモン・久保田かずのぶの名前も挙げ「この2人は早いだけって時がよくあるんで。早いってだけで天下獲ってる」と笑いを誘った。

続けて、「最近で言うと、ジャンルは全然ちゃうけど、もう中とかですかね」と、もう中学生の名前を挙げると、「やっぱり本当に面白いやつって、ああいう風にリバイバルしてくるんですね」と深くうなずく佐久間氏。川島は「もう中はずっと同じことやってるんですけど、コロナの影響でもう一回売れたんちゃうかっていうのもあって。もう中はあんまり言ってほしくない話かもしれないんですけど、去年の6月くらいに辞めようと思ってたらしいんです。家の物を整理して実家の長野に帰ろうとしてたんですって」と、もう中学生のエピソードを語っていく。

そんな風にもう中学生が芸人を辞めようと考えていたなか、もう中学生が観客とのコール&レスポンスがあって初めて成立するネタを、無観客の配信ライブでする映像を偶然見たという川島。「それがオモロすぎる」と思っていたところ、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画で「今まで見て芸人が一番面白いと思う瞬間」を聞かれ、そのもう中学生の配信ライブを挙げた。すると、番組を観た長野の友人や親から「良かったね〜」と反響があり、もう中学生は「もう一回芸人を頑張ろう」と奮起したと明かす。そして『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演した、もう中学生の徹底したボケっぷりに触れながら「24時間あいつはオモロいし、裏表もないし、ずっとネタ作ってたことで報われたんで、普通の芸人じゃ勝てっこないんじゃないですか」と絶賛した。