「しゅふJOB」は(ビースタイル メディア運営)は7月27日、休職中の主婦層を対象とした「夏のボーナス」に関する調査結果を発表した。調査期間は2021年7月10~18日、有効回答は471人。

夏ボーナスの総額、26.8%が「昨年より減った」

  • 配偶者など生計を共にしている方の2021年夏のボーナスは支給されますか?

自身の2021年夏ボーナスについて、支給されるか聞くと、「支給された(される予定)」は10.2%(2020年冬10.3%)、「ボーナス制度はない」は53.3%(同54.5%)と、2020年冬ボーナスと比べて大きな変化はみられなかった。一方、配偶者の夏ボーナスについては、「満額支給された(される予定)」は36.1%(同28.8%)で、前回から7.3ポイント増加した。

2020年夏に比べて世帯全体の収入で見た場合、2021年夏ボーナスの総額は変化したか聞くと、「増えた」は12.1%にとどまったのに対し、「減った」は26.8%となり、今年は4分の1以上の世帯でボーナス減少したことがわかった。

ボーナスが入らなかった分の対策については、「節約して支出を減らす」が49.5%でトップ。次いで「貯金を切り崩す」が23.4%、「仕事に出たりシフトを増やすなど収入を増やす」が19.8%と続いたほか、「特に何もしない」という人も26.6%いた。

2020年夏よりボーナスが「同額」「増えた」と答えた人に、ボーナスの使い道を問うと、1位「貯金」(53.7%)、2位「生活費」(31.1%)、3位「冬期講習など子どもの教育費」(27.4%)となった。

回答者からは、「同一労働同一賃金だと言うならば、当たり前のようにパートも支給対象になるようにしてほしい」「コロナ渦になって以来世の中の景気も悪く、ボーナス払を含めた住宅ローンの支払いが家計に重くのしかかっています」「ボーナスだけでなく仕事が減って収入は激減した」などの声が寄せられた。