仮面ライダーシリーズ生誕50周年というメモリアルイヤーに誕生した最新作『仮面ライダーリバイス』の制作発表記者会見が7月27日に開催され、主人公・五十嵐一輝/仮面ライダーリバイを演じる前田拳太郎、相棒の悪魔・バイス/仮面ライダーバイスの声を演じる人気声優・木村昴をはじめ、メインキャスト陣が出席した。

本作のコンセプトは、「悪魔と契約する仮面ライダー」。主人公・五十嵐一輝(いがらし・いっき)は大切な家族をデッドマンズとよばれる悪魔崇拝組織から守るために、自身に宿る「悪魔バイス」と契約、「戦う力」を獲得する。

ヒーローと悪魔、まったく正反対の2人がバディを組むという、かつてない仮面ライダーだけに変身シーンも前代未聞! 「変身!」というかけ声と同時に、一輝が「仮面ライダーリバイ」、悪魔・バイスが「仮面ライダーバイス」へと姿を変える……つまりひとりの人間から2人の仮面ライダーが出現する。

そんな「世にも奇妙なバディライダー」はアクロバティックでトリッキーなアクションを見せるばかりか、合体して超必殺技も繰り出すという。また、新時代の象徴ともいうべき「ホバーバイク」が登場するのも話題を集めている。

前田と木村のほか、会見に登壇したのは日向亘(五十嵐大二役)、井本彩花(五十嵐さくら役)、科学者役の濱尾ノリタカ(ジョージ・狩崎役)、映美くらら(五十嵐幸実役)、戸次重幸(五十嵐元太役)という個性豊かなキャストたち。

冒頭、本編の舞台である銭湯“しあわせ湯”に木村昴やジョージ・狩崎が客としてやって来る、というオリジナルミニドラマが繰り広げられたほか、仮面ライダーバイスが会見中、気まぐれに会場内を歩きまわるという驚きの演出もあり、スタートへの期待を大いに盛り上げた。

主演・前田は、本作が連続ドラマ初出演。もちろん制作発表に出席するのも生配信に登場するのも今回が初体験だったため最初は緊張気味だったが、相棒を務める木村らキャストたちと和気あいあいと会話を交わすうち、徐々に自然な笑顔が浮かぶように……。

そんなまっすぐさが役柄の一輝と重なる前田は「プレッシャーや不安を感じていたのですが、出演決定3日後には顔合わせがあり、そのままどんどん撮影が進んでいったので、ついて行くのに必死でした」と、オーディション合格から怒涛のような日々を過ごしていることを告白。「相棒のバイスとのコンビネーションや掛け合いも見どころだと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と、力強く意気込みも語った。

木村もまた、「最初にお話をいただいたときは“主演”とうかがったので、“声優なのに、どういうこと?”とびっくりしました(笑)」とオファーが来たときの驚きを明かしつつ、「何事にも果敢に挑戦している前田くんの姿に胸を打たれ、声優という仕事をゼロから見つめ直すきっかけをもらった気がします。僕ら、ベストパートナーです!」と、前田との“バディ感”を強調した。

また、男性キャスト陣からは“仮面ライダー愛”や“変身”にまつわるコメントが次々と飛び出し、前田演じる一輝の弟・大二にふんする日向亘は「結論から言いますと…変身します! いずれお兄ちゃんと一緒に戦う日がくるのかな」と、ライダーへの変身を予告。

父親役の戸次重幸も「みなさん、僕の“変身”はないんじゃないかなと思っているでしょうが、『仮面ライダー』は1年ありますから、どんなことが起こるかわかりません! 私は期待しております!」とヒーローへの変身を熱烈志願した。

謎めいた科学者、ジョージ・狩崎を演じる濱尾ノリタカは、自身はもちろん父親がライダーシリーズの大ファンであることを明かし、「出演が決まったときは父が泣いていて…。初めて親孝行ができたかもしれないなと思って、すごくうれしかったです!」と本作の出演決定に喜びを爆発させた。

一方、女性陣からは作品のテーマのひとつである“家族”についての思いが明かされ、妹・さくら役の井本彩花は「(現場は)本当に雰囲気がよくて安心して演技ができます。本当の家族みたいです」とキャスト間の雰囲気を打ち明けたほか、3兄妹の両親を演じる映美くららも「1年の間に自然に“母ちゃん”と呼んでもらえるよう、親子になっていきたい!」と、フレッシュなキャストたちを包み込むコメントを語っていた。

そしてーーなんと会見途中、司会の宮島咲良アナウンサーを敵の組織が連れ去る緊迫の演出が盛り込まれ、敵のデッドマンズ基地からも中継が行われることに。ここで登場したのは、デッドマンズの3幹部を演じる浅倉唯(アギレラ役)、関隼汰(オルテカ役)、八条院蔵人(フリオ役)。

3人はそれぞれ「アギレラは冷酷ですが、お茶目な一面もある表情豊かなキャラクターですので、ぜひ注目していただけたら!」(浅倉)、「一輝たちの前にどのように立ちはだかるのか、楽しみに見ていただけるとうれしい」(関)、「フリオは本能的に体が動いてしまう魅力的なキャラクター」(八条院)と、悪役側からのみどころをアピールした。

さらに会見では、Da-iCEと木村昴のスペシャルコラボユニット『Da-iCE feat.木村昴』が番組主題歌を手がけることも発表された。タイトルは、『liveDevil』。Da-iCE のメンバーはVTRで「僕らなりのカッコイイ楽曲を用意しております」と自信みなぎるコメントを寄せ、木村は「仮面ライダーに出演させていただけるだけでもとてもうれしいのに、主題歌までやらせていただけるなんて……。精一杯やらせていただきます」とコラボへの意気込みを披露。主題歌は第1話の放送でお披露目となる。

また、この『仮面ライダーリバイス』のウラ側を追うネット番組『ウラ仮面ライダー』の制作&配信も発表された。『ウラ仮面ライダー』のカメラはオーディション時から密着しており、会見で公開された予告編では、フレッシュなキャストたちの超初々しい姿が……。この『ウラ仮面ライダー』は8月8日(日)から東映特撮ファンクラブ(TTFC)、動画配信プラットフォーム『TELASA』で長尺版を配信。短尺版はテレビ朝日番組公式サイトで配信される。

もちろん会見では、毎年恒例となっている“変身ポーズ”も生パフォーマンス! 前田は「“シリーズ生誕 50 周年”にちなんだ、こだわりのあるポーズです」と、本作ならではの変身ポーズを堂々披露するとともに、「スタッフ、キャストのみなさんと力を合わせて、『仮面ライダーリバイス』を最高にかっこいいライダーにしたいと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!」と勇ましく宣言した。

前田拳太郎(五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

一輝は、すごく真面目でまっすぐで、自分の正義をしっかり持っています。家族と一緒に守って来た銭湯が何より大事で、それを守るためなら自分の犠牲もいとわない、そんな強さももっています。一生懸命すぎるあまり、妹や弟からは“おせっかいなアニキ”と思われてしまう一面もあるんですが、人や家族に対して愛情のある人物です。

相棒のバイスとはこれから一緒に戦っていくのですが、2人のコンビネーションや掛け合いがみどころだと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

「事務所で打ち合わせをする」という連絡が来たので「怒られるのかな……」と思ってドキドキしながら行ったら、マネージャーさんがスマホで撮影しながら会議室に入ってきて…。「『仮面ライダー』に出演が決まりました」と言われたのですが、頭が真っ白になってしまって、何ひとつリアクションが取れませんでした。撮れ高のない動画になってしまって申し訳なかったです(笑)。

50周年記念作品ということもあってプレッシャーや不安を感じていたのですが、出演決定から3日後には顔合わせがあり、そのままどんどん撮影が進んでいったので、ついて行くのに必死でした。

仮面ライダーもスーパー戦隊も大好きだったので、子どもの頃はヒーローになりたいと思っていました。その小さな頃の夢と、俳優として仮面ライダーになりたいという夢を同時にかなえることができてとてもうれしいです。

――『仮面ライダーリバイス』はすでに劇場版が上映されていますが、映画をご覧になった感想は?

スタッフやキャストのみなさんと力を合わせて作った作品の中に自分が存在することが、すごくうれしかったです。大スクリーンで大きい自分を見るのが初めてだったので、「僕よりデカイ僕がいる……!」と、本当に不思議な気持ちになりました。

――『仮面ライダーリバイス』をどんな作品にしていきたいですか?

キャストのみなさんもそうだと思うのですが、「仮面ライダーになりたい」という夢を歴代の先輩たちからもらってきたので、今度は自分たちがみんなに夢を与えられたらいいなと思っています。なので、『仮面ライダーリバイス』は、人に夢を与えられる仮面ライダーにしていきたいです。

――一輝の弟・五十嵐大二役の日向亘さんとの関係はいかがですか?

とにかく日向がカワイイんですよ! プライベートでもたまに「兄ちゃん」って呼んでくれるんです。本当にかわいくてしょうがないですね。

――『仮面ライダーリバイス』のオーディションで印象に残っていることを教えてください

オーディションのときはガチガチでしたね…。でも、濱尾(ノリタカ)さんが話しかけてくださったんですよ。2人とも最終オーディションまで残ることができましたし、こうして一緒に出演することができて本当にうれしいです。

――今回の変身ポーズの注目ポイントは?

“シリーズ生誕 50 周年”にちなんだ、こだわりのあるポーズになっていて、僕は勝手に“五十嵐ポーズ”と呼んでいます(笑)。みなさんも写真を撮るとき、やってみてください! また、変身のときに鳴るベルトの変身音もすごくカッコイイので、注目していただきたいです。

――出演者を代表して意気込みを!

スタッフ、キャストのみなさんと力を合わせて、『仮面ライダーリバイス』を最高にかっこいいライダーにしたいと思いますので、ぜひ楽しみに待っていてください!

――生配信された制作発表を終えた感想は?

これだけ多くの方に見ていただくのは初めてなので最初は緊張していたのですが、キャストのみなさんが助けてくれたおかげで緊張がどんどんほぐれてきて、とても楽しい生配信になりました!

木村 昴(バイス/仮面ライダーバイス役)<※声の出演>コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

バイスはご機嫌で面白いヤツです。今後の活躍ぶり、そして一輝とのコンビネーションに注目してご覧ください。

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

めちゃめちゃ喜びました。最初にお話をいただいたときは“主演”とうかがったので「え? 主演? わたくし声優なのですが、どういうこと?」とびっくりしました(笑)。でもいろいろお話を聞いていくうちに、「今回の仮面ライダー、超面白そうじゃん!」と思って、ワクワクしたのを覚えています。

初めて会った日の前田くんはガチガチでした(笑)。今後1年間一緒にやっていくので、いろいろとお話をしていたのですが、とにかく真面目! “真面目”を辞書で引いたら“前田”と出てくるんじゃないかというくらい真面目です。

何事にも果敢に挑戦して一生懸命やっている前田くんの姿に胸を打たれ、僕も声優としてできることを精一杯表現できるように初心に戻ったといいますか、声優という仕事をゼロから見つめ直すきっかけをもらった気がします。僕ら、ベストパートナーです!

――バイスはホバーバイクにもフォームチェンジしますが、その映像をご覧になった感想は?

バイスとリバイは力を合わせていろんなものに変身できるのですが、バイスは乗り物にもなれてしまうんです。これは面白いですよね! ホバーバイクに変身した人は今までにもいないと思います(笑)。リバイを乗せて海の上を飛ぶシーンなどもあったのですが、海風を感じながら「わぁ~見て、空飛んでるよ!」なんて言いながら飛んでるのが、本当に楽しくて(笑)。これからもどんな乗り物になれるのか、実はけっこう期待しているんです。

――主題歌『liveDevil』では Da-iCE とスペシャルコラボを果たされますが、主題歌を担当することになったときのお気持ちは?

こうして仮面ライダーに出演させていただけるだけでもとてもうれしいのに、主題歌までやらせていただけるなんてもう……「なんでー!?」という気持ちです。本当に光栄な気持ちでいっぱいですし、みなさんにもこの『仮面ライダーリバイス』を主題歌から楽しんでいただけたらなと思いますので、精一杯やらせていただきます。Da-iCEさんはめちゃめちゃかっこいいので、『仮面ライダーリバイス』にぴったりです! 期待してください。

日向 亘(五十嵐大二 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

僕が演じる大二は3兄妹の次男で頭脳明晰、運動神経抜群なのですが、精神的なもろさが出てくるキャラクターなので、この1年間で大二がどのように成長していくのかを一緒に見守っていただけたらなと思います。

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

最終オーディションだけが手応えがなく、めちゃくちゃ自信がなくて絶対ダメだと思っていたので、結果が出るまでの数日間はずっと落ち込んでいました。でも、僕も事務所からサプライズがあって、「次の作品のオーディションがあるから、その台本の読み合わせをしよう」って呼び出されたんです。「もし合格していたら1年間撮影があるのに、なぜオーディションを受けさせるんだろう?」と思い、きっとダメだったんだなってその時点で気持ちを切り替えようとしていたんです。そうしたら、渡された封筒の紙に「仮面ライダー出演」と書いてあって……。その翌日が顔合わせだったので驚く暇もなく、今に至ります。

――兄の一輝に翻弄される弟役ですが、一輝役の前田さんとの関係はいかがですか?

劇中では、お兄ちゃんのおせっかいなところを煙たがっていますが、根は大好きなんです。実際の僕とケンちゃん(=前田拳太郎)は4つ年が離れているのですが、けっこう2人のシーンが多くて、慣れない環境の中、2人で励まし合いながら一緒に頑張っています。本当の兄弟のように接してくれて、背中で引っ張ってくれるようなお兄ちゃんですね。

――ライダーへの変身にも期待が高まりますが、ご自身はどう思われていますか?

結論から言いますと…変身します! いつ頃になるかとか、どういう状況でというのは、まだ言えないんですけど、いずれお兄ちゃんと一緒に戦う日がくるのかなと思っています。楽しみにしていただければうれしいですね!

井本彩花(五十嵐さくら 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

さくらは3兄妹の末っ子で空手をやっていて、兄妹の中でもいちばん身体能力が優れています。優しい性格ではあるんですけど、思春期の年頃ということもありクールな一面も見せるので、そういうところも見ていただけたなと思います。

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

私もみなさん同様、サプライズで知りました。「取材が入ったから事務所に来て」と言われて行ったら、マネージャーさんに「オーディションに合格しましたけど、今の心境はいかがですか?」って言われて。そのときは頭の中が真っ白になってしまって、言葉が出ませんでした。人間ってビックリしすぎると言葉が出ないんだなって実感しました。

――家族でのシーンが多いと聞いていますが、撮影の雰囲気はいかがですか?

お兄ちゃんたちとの撮影が多く、いつも一緒にいるのですが、本当に雰囲気がよくて安心して演技ができます。戸次さんや映美さんも含め、家族と休憩時間などにいろいろなお話ができるので、とても楽しみながら撮影をしています。本当の家族みたいだなと思います。

濱尾ノリタカ(ジョージ・狩崎 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

ジョージ・狩崎は悪魔崇拝組織・デッドマンズに対抗する政府特務機関・フェニックスお抱えの天才研究者で、仮面ライダーリバイスが使う変身ドライバーの開発者でもある天才博士なのですが、仮面ライダーのことになると、どうしても興奮してしまう役でもあります。

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

僕はサプライズではなく、普通にマネージャーさんから電話で聞きました。実は、役と同じで僕自身も仮面ライダーマニアというか……それ以上に僕の父がホントに激しめのマニアで、全シリーズのDVD-BOXやフィギュアを集めているんです。僕が『仮面ライダークウガ』が始まる2カ月前の99年11月に生まれたこともあって、物心つく前からずっと父と一緒に昭和ライダーをすべて見続けていたので、今回出演が決まったときは父が泣いていて……。この仕事を始めてからずっと心配をかけていたので、初めて親孝行ができたかもしれないなと思って、すごくうれしかったです!

――ご自身と仮面ライダーにまつわるエピソードを教えてください。

仮面ライダーワールドは奥が深く、ファンの方々もたくさんいらっしゃるので、僕ごときが「ファンです」と名乗るのもおこがましいですが、その中でも僕の父はだいぶコアなくらいのファンなんです。

だから、ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)、僕は幼稚園に入るくらいまで、父親にずっと“クウガ坊や”と呼ばれてて…。その『クウガ』を撮っていた監督さんにも、今回の撮影現場でお会いさせてもらって、興奮しちゃって! 最高の現場です。幸せです!

―――『仮面ライダーリバイス』のオーディションで印象に残っていることを教えてください。

前田(拳太郎)くんはたまたま全部オーディションが一緒で、帰り道に唯一話しかけた相手なんです。「一緒にやれたらいいね」なんて言ってたら、実現しました!

映美くらら(五十嵐幸実 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

五十嵐家のお母さん・幸実を演じます。口癖は「人間、どんなことがあっても、熱いお風呂に入っていれば復活できるのよ」。その言葉どおり、家族とお風呂が大好きな、あったかいお母さんです。今回は家族がテーマのひとつだと聞いています。子どもたちもヒーロー、ヒロインですけど、お父さんもヒーロー、お母さんもヒロインの気持ちで1年間、頑張りたいと思います!

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

『仮面ライダー』=“オーディションで選ばれたこれからの人たち”というイメージがあったので、これから未来に羽ばたいていく若いみなさんと一緒にお仕事ができることを、とてもうれしく思いました。今回はお母さんの役なので、「寝てるかな?」「ごはん食べてるかな?」という感じで、みんなを甘えさせたいです。

――母親役を演じられますが、3兄妹を演じるフレッシュな俳優たちの印象は?

ひたすらかわいくて、しょうがなくて! ホントの子どもだと思ってるんですよ。まだみんな遠慮があるので、現場では「映美さん」と呼ばれてるんですけど、この1年の間に自然に「母ちゃん」と呼んでもらえるよう、親子になっていきたいと思います。

特に長男は変身して世界のために戦うので、心配です。すごく疲れて帰ってくると思うんですよ。なので、この“しあわせ湯”でお湯を温めて、母ちゃん待ってるよ(笑)!

戸次重幸(五十嵐元太 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

主人公・一輝のお父さん役です。上の子どもがそろそろ5歳になるところで、ようやく『仮面ライダー』がわかる年齢になってきたのですが、そのタイミングでお仕事をいただけたことが、すごくうれしいですね! みなさん、僕の“変身”はないんじゃないかなと思っているでしょうが、『仮面ライダー』は1年ありますから、どんなことが起こるかわかりません! もしかしたらお父ちゃんも変身できる回が出てくるかもしれませんので、私は期待しております!

――『仮面ライダーリバイス』に出演が決まったときのお気持ちを教えてください

とにかく息子に自慢できるな、という思いでした! いの一番で息子に「お父ちゃん『仮面ライダー』に出るよ!」と言ったんですよ。でも、その後に台本の準備稿をいただいたら、「あれ? カッコ悪いな……」と。実は元太は売れないYouTuberの設定なので、「どう転んでも息子に自慢できないなぁ……」と思ったんです。ですが、先ほども言ったように、変身はまだあきらめていません!

現場では、木村(昴)さんもおっしゃったように、若いキャストのみなさんは全員、真面目! やっぱり「僕ももうちょっと真面目にやらなきゃな」と自分を見つめ直したりします。勉強させられることがあって、非常にいい刺激をもらっていますし、楽しいです。

――本作の出演にあたってお願いがあったとのことですが、そのお願いとは?

願いといえば、ひとつですよ! そりゃあ変身したいですよ! いつの日かプロデューサーがささっと僕の横に来て「変身できますよ」って言ってくれる日を、ちょっと楽しみに待っています(笑)。

あと、撮影していてひとつだけイヤだなと思うことがあるんです。それは息子たちの身長が高すぎること! 並ぶと、僕がめちゃくちゃ小さく見えるんです。セットの中にも家族写真が飾ってありますが、僕がいちばん下の弟に見えちゃうんです(笑)。

浅倉 唯(アギレラ 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

アギレラは悪魔崇拝組織・デッドマンズの党首で、政府の特務機関・フェニックスの壊滅を目論んでいます。冷酷ですが、お茶目な一面もある表情豊かなキャラクターですので、ぜひ注目していただけたらうれしいです!

――衣裳の感想を教えてください

細かい調整をたくさんしていただき、本当に唯一無二の衣裳だなって思っています。何よりスタッフの方が愛情を持って作ってくださったことを感じているので、アギレラ役を精一杯演じ切ることで恩返しができたらいいなと思っています。

関 隼汰(オルテカ 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

オルテカはデットマンズの幹部で、普段はいけにえにふさわしい人間を探しています。これから一輝たちの前にどのように立ちはだかるのか、そしてオルテカ自身、過去にどのようなことがあり、このようなことをしているかなど楽しみに見ていただけるとうれしいです。

――衣裳の感想を教えてください

緑がベースの衣裳でいちばん気に入っているのは、胸のあたりが骸骨の顔の模様になっているところです。ほかにも、パンツのサイド部分に“目”のモチーフがたくさんあしわられているところも気に入っています。最初に見たときはすごく派手で、着こなせるか不安だったのですが、今はすごく気に入って着ています。

八条院蔵人(フリオ 役)コメント

――演じるキャラクターについて教えてください

アギレラのボディーガードであるフリオは熱血なところがあり、オルテカが理性的な性格だったら、フリオは本能的に体が動いてしまうところがあります。客観的に見ると自分に似ているところがあると思っていて、魅力的なキャラクターになっています。『仮面ライダーリバイス』を 1 年間楽しんでみていただけたらうれしいです!

――衣裳の感想を教えてください

僕の衣裳のコンセプトはメキシカンです! 帽子のツバの部分に施されている、ひとつひとつのデザインが“目”になっていて、帽子のサイズも衣裳合わせの段階では少し大きかったものを調整していただき、今かぶっているサイズになりました。この衣裳、僕は大好きです!

Da-iCE(主題歌)コメント

この度、僕たち Da-iCE が『仮面ライダーリバイス』の主題歌を務めさせていただくことになりました。僕ら自身もとてもうれしく思っていますし、これからの放送が楽しみです。木村昴さんはラップがめちゃくちゃうまいので、ラップパートでジョインしていただく可能性が高いですが、僕らなりにカッコイイ楽曲を用意しておりますので、ぜひみなさん、楽しみにしていてください。

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