インフキュリオンは7月20日、「BNPL(後払い決済)サービス」に関する利用動向調査の結果を発表した。調査は4月22日~23日、全国の16歳〜69歳男女824名を対象にインターネットで行われた。

  • 「後払いサービス」を「利用したことがある」と回答した割合

    「後払いサービス」を「利用したことがある」と回答した割合

調査によると、「後払いサービス」の利用経験者の割合は17%と、約6人に1人。個別サービスの利用経験では「NP後払い」が53%とトップ、次いで「メルペイスマート払い」(19%)、「Paidy」(17%)と続いた。

  • 後払いサービスを利用する際の1回の利用金額

    後払いサービスを利用する際の1回の利用金額

後払いサービスを利用する際の1回の利用金額を聞いたところ、多い順に「2,000円~5,000円未満」「5,000円~1万円未満」「2,000円未満」となり、1万円未満が大半を占める結果に。支払方法については、「コンビニ・ATMから、現金で支払う」が7割を占めた。

  • 「後払いサービス」利用により減少した決済手段

    「後払いサービス」利用により減少した決済手段

「後払いサービス」利用により減少した決済手段を聞いたところ、「代金引換」が41%でトップに。一方、37%が「あてはまるものがない」と回答するなど、新規の支払い手段として利用されていることが明らかに。さらに、「後払いサービス」利用者のクレジットカード保有率は70%と高く、クレジットカードとは異なる利便性から新たな決済手段として利用拡大が見込まれる結果となった。