俳優の吉沢亮が19日、都内で行われた映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(8月6日公開)のワールドファンミーティングに登壇。以前よりヒロアカの大ファンだと公言し、本作に声優として参戦した吉沢は、アフレコの感想を語った。

  • 左から中井和哉、林原めぐみ、吉沢亮、山下大輝、岡本信彦、梶裕貴

緑谷出久(デク)役の山下大輝、爆豪勝己役の岡本信彦、轟焦凍役の梶裕貴、フレクト・ターン役の中井和哉、ピノ役の林原めぐみとともに登壇した吉沢。

本作では、劇場版オリジナルのキャラクター、ロディ・ソウルを演じたが、オファーを受けたときの心境を聞かれると、「やっと来たかって。そのためにヒロアカ愛を語ってきたといっても過言ではないので、やっと来たなっていう喜びと、あまりにも好きすぎて、自分が入ってしまうことでその世界観を壊してしまうんじゃないかという不安もありました」と答え、「最高でしたよ。今まで本業の俳優を全力でやってきてよかったなと。やっと報われたという喜びがありました。(夢が)叶いました」と語った。

吉沢が演じたロディは、デク・爆豪・轟の3人が降り立つ地・オセオンのトレーラーハウスで暮らす少年で、ある事件をきっかけにデクたちと行動を共にする。デク役の山下と一緒にアフレコした吉沢は、「楽しかったです。ずっと隣からデクの声がして、もう泣きそうでした。感動しちゃって」とうれしそうに振り返った。

山下も「楽しかったです」と言い、「すごいんですよ、吉沢さん。一言しゃべった瞬間にそこにもうロディがいるっていうのを感じて、僕もビビッときて、すっごく楽しく掛け合いすることができました」と吉沢を称賛。梶も「完全にロディでした」と太鼓判を押した。

最後に吉沢は、「劇場版ならではの、ものすごいスケール感の大きさの作品で、本当に熱い、シンプルに泣ける作品になっています。大ファンの僕が最高に面白いって言っているから面白いに違いありません。最高の作品になっています」と説得力のあるコメントでアピール。「ぜひ劇場で多くの方に触れてほしいなと思っています」と呼びかけた。