映画『廃用身』(5月15日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開)のアザービジュアルが公開された。

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    映画『廃用身』アザービジュアル

映画『廃用身』の世界観を象徴するビジュアル

アザービジュアルには、劇中で革新的な高齢者医療サービス「Aケア」を提唱する医師・漆原(染谷将太)の横顔を大胆に切り取った姿が写し出されている。どこか遠くへ視線を向けるその表情からは、自らの信念に一切の迷いを感じさせない、異様なまでの確信が滲み出る。

ビジュアル内には、「老人の“不要な手足”を切断する」というフレーズとともに、「Aケア」「私は医療を科学ではなく『サービス』と考えています」など、漆原が劇中で語る衝撃的な言葉の数々も配置されており、一見すると常軌を逸した思想でありながら、その冷静かつ理路整然とした語り口によって、思わず耳を傾けてしまいそうになる危うさを放っている。

さらに、「でも、少し残酷だと思いましたか?」という挑発的な問いかけが添えられ、観る者自身の倫理観や価値観を静かに揺さぶる仕上がりに。“正しさ”と“狂気”の境界線を問いかける本作の世界観を象徴する、印象的なビジュアルとなっている。

(C)2025 N.R.E.

【編集部MEMO】
ある町のデイケア「異人坂クリニック」に通うお年寄りの間で、漆原院長(染谷将太)が考案した“画期的な”治療が密かに広まっている。究極のコスパの良い介護を目指すその医療行為は、「廃用身」(麻痺などにより、回復見込みがない手足のこと)をめぐる、従来の常識を覆すものだという。その結果、「身体も心も軽くなった」、「厳しい性格が柔らかくなった」などと予想外の“好ましい副作用”が現れたという。噂を聞きつけた編集者・矢倉は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ取り、漆原に本の出版を持ちかける。しかしやがて、デイケアに関するある内部告発が週刊誌に流出。さらに、患者宅で起きた衝撃の事件をきっかけに、すべてが暗転していくーー。