fotowa家族フォト総研(ピクスタ運営)は7月13日、小学生以下の子どもがいる親を対象とした「コロナ禍の帰省と家族イベントに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2021年6月24日~28日、有効回答は666人。

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今夏、「帰省予定」は32.1%

昨年のコロナ禍以降、夏季休暇や冬季休暇を利用して父母・義父母の元へ帰省したか尋ねると、約半数の47.4%が「帰省していない」と回答。また、父母・義父母の元のみ帰省した人は各1割程度にとどまった。

どの程度帰省していないか聞くと、「1年半以上」が23.6%、「2年以上」が22.5%、「1年以上」が13.7%と、「1年以上」という人が合わせて約6割を占めた。

  • 今夏、あなたは、離れて暮らす父母または義父母の元へ帰省する予定はありますか?

今夏の帰省予定については、「帰省予定」は32.1%、「未定・コロナの状況次第で検討」は30.0%、「コロナを理由に帰省しない」は21.6%と、意見が割れる結果となった。

「コロナの状況次第で検討」「コロナを理由で帰省しない」と答えた人に、どうなれば帰省の判断に踏み切れるか問うと、「帰省先を含めて自分たちもワクチン接種が完了したら」(32.6%)が最も多く、「帰省先(父母/義父母)のワクチン接種が完了したら」(18.2%)を含めると、帰省判断の鍵は「ワクチン接種」であることが浮き彫りになった。また、コロナが収束するまで帰省しない人も30.2%を占めた。

帰省できない間の父母・義父母に子どもの様子や成長を伝える手段については、1位「電話」(70.0%)、2位「写真」(68.9%)、3位「動画」(56.6%)となった。

コロナ禍において、子どもの思い出になる「家族イベント」は足りていると思うか質問したところ、「不足している(とても+やや)」は77.1%に上った。