凸版印刷とONE COMPATHは6月30日、「土用の丑の日」に関する調査結果を発表した。調査は5月26日~6月8日、ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!」を利用する全国の男女3万7,421名を対象にインターネットで行われた。

  • 「土用の丑の日」にうなぎを食べる人の割合が多い都道府県トップ10

    「土用の丑の日」にうなぎを食べる人の割合が多い都道府県トップ10

今年の土用の丑の日は7月28日。調査によると、今年の「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べるという人は49.4%。都道府県別にみると、「島根県」(59.4%)「山口県」(59.0%)、3位「香川県」(57.6%)で多く、トップ10全てが西日本の府県であることが分かった。

土用の丑の日にうなぎを食べる理由を尋ねると、「恒例行事だから」(72.6%)が断トツに多く、次いで「メニューを考えなくていいから」(21.0%)、「自分で作らなくていいから」(15.4%)と続き、土用の丑の日を「家事からの解放」の機会と捉える人が多くいることがうかがえた。

  • うなぎの予算

    うなぎの予算

うなぎの一人あたりの購入予算については、「1,000~2,000円」が最多で54.3%。次いで「1,000円未満」(22.7%)、「3,000~4,000円」(18.2%)という結果に。どんなうなぎ料理を購入するのかを聞くと、「長焼き」が33.7%、「うな重」が33.6%とほぼ互角となり、"うな重よりもうなぎの量が少ない"と言われる「うな丼」は24.8%だった。

  • うなぎを購入する際に重視すること/購入予定の産地

    うなぎを購入する際に重視すること/購入予定の産地

続いて、うなぎを購入する際に重視することを教えてもらったところ、「日本産」(65.3%)、「価格」(44.1%)、「品質」(22.2%)、「産地のこだわり」(17.9%)が上位に。そこで、どの産地のうなぎを購入予定かを聞くと、生産量トップの「鹿児島県」(63.8%)が断トツの1位に。

また、購入したうなぎ料理をどのように食べるかを聞くと、「電子レンジで温める」(57.7%)が断トツに多く、さらに、94.5%が「自宅」で食べると回答した。