女優の広瀬すずが、25日から全国で放送されるソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「ドラミ登場」篇で、ドラミちゃんを演じている。

  • 広瀬すずがドラミちゃんに

俳優のブルース・ウィリスがドラえもんを演じている同シリーズ。最新作では、広瀬がドラミちゃん役として登場。白戸家の壁を豪快に突き破り登場するドラミは、兄・ドラえもんと予想外の再会を果たす。さらに、どこでもドアから堺雅人演じる未来ののび太も登場し、次から次に起こる出来事に白戸家のメンバーも困惑。ドラえもんとドラミのツーショット姿や、ドラえもんキャストと白戸家メンバーとの愉快な掛け合いを通じて、5G(第 5 世代移動通信システム)の普及を描く。

一番の見どころは、広瀬演じるドラミちゃんのインパクト抜群の登場シーン。テレビCM シリーズ第1回で、天井を突き破って出てきたドラえもんに勝るとも劣らない、白戸家メンバーとの衝撃の初対面シーンに。さらには、広瀬自身、「どうやって演じればいいんだろうと、今まで演じた役の中で一番思いました」と悩んだ末に作り上げたドラミちゃんのキャラクターや、黄色いボディに大きな赤いリボン、花のしっぽ、鈴のペンダント、チェック柄の四次元ポケットなど、ドラミちゃんのトレードマークを再現したチャーミングな姿にも注目だ。

また、ドラミちゃんとドラえもんの再会シーンでは、ドラミちゃんが「お兄ちゃん!」と喜ぶと、「ドラミ!」と驚くドラえもん。そんな2人に、お父さんが「本当に兄妹か?」と疑いのまなざしを向けると、「どう見ても兄妹だろ」「そっくりでしょ」と仲良く肩を組むドラえもんとドラミ。そして、「全然ニテナイデス」とお兄ちゃん(ダンテ)が否定する。

広瀬は「ドラミちゃん自体がかわい過ぎるので、うれしいけど、ちょっぴり恥ずかしい気持ちもあります」と心境を告白。「本当にすてきな衣装を作ってくださったので、個人的には全然違和感がなくて、すごくかわいらしいなと思いました。でも、映像を見ると、『あれ、こんな感じになってるんだ』と思って、いまだに大丈夫かなという思いもありつつ、パンチのあるテレビCMになりそうだったので、完成が楽しみです」と語った。

ドラえもんのひみつ道具で使ってみたいものは「どこでもドア」とのこと。「ドラマや映画を撮っている時は遠いロケ地も多く、現場に2時間かけて行って、そこからまた1時間かけて移動して、3時間かけて帰ってくるみたいなことが何カ月も続くと、やっぱり『どこでもドア欲しい!』ってなります。マネージャーさんも運転が大変ですし」と話した。

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