お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が19日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#13』にゲスト出演し、芸人になったきっかけを明かした。

  • (上段左から)久保ミツロウ、光浦靖子 (下段左から)能町みね子、ヒャダイン

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。学生時代、光浦は大学にも行かず、引きこもりのような状態だったそうで、「芸能界は見るくらいで十分な感じ」だったというが、なぜ芸人になったのか。

能町が切り込むと、光浦は「バイトを20職くらいやっても、クビになるか、『辞めてくれない?』って遠回しに言われる感じで、何をやってもダメで。それで、働くくらいなら餓死したほうがマシだって思って家にずっといたんです。そのときに、ずっと仲良かった大久保(佳代子)さんが『就職活動する』って言い出したから、『記念受験でいいからお付き合いして』って」と、人力舎のオーディションに誘ったのだという。

選んだ先が芸人の事務所だったのは、「一番苦手なことをやったら、他人としゃべれる人になれるんじゃないかと思って、自分を追い込んだほうがいいと思ったんです。“一番最低の恥”をかいたら、人に挨拶することくらい恥ずかしくないって思える人になれると思って」と、ショック療法を狙ったため。

その結果、「受かったんですよ。しかもライブに出て、初めて人に怒られずにお金をもらったんです。500円でしたけど、それに感動しちゃって。そこから30年くらいズルズルとですよ」と、『とぶくすり』から『めちゃイケ』へと続く中で、芸能界を生き抜いてきたそうだ。

他にも、オアシズがデビュー時に披露していた独特過ぎる漫才スタイルや、当時ボケた後に悲しい表情をしていた理由、小学1年生からの友人である大久保の呼び方が「かよちゃん」から「大久保さん」に変化した背景にある女の意地、そしてコロナで取りやめになった留学の再チャレンジについてなどのトークを展開。さらに、「好きな貝 ベスト3」を含めた今回のライブの模様は27日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは27日18時まで販売されている。

そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは7月16日(26:25~27:25)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のオンラインライブは、7月17日に千葉雄大をゲストに迎えて開催される。

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