お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、東京オリンピック・パラリンピックの開催についてコメントした。

松本人志

このまま開催されることについて、過去の放送回でも「オリンピックをやってみたら意外と盛り上がったり、意外とコロナが蔓延しなかったということになるかもしれないけど、別にわれわれはそういうことを言っているんじゃなくて。こんだけ国民が不安がっているんだから、ちゃんと理由を説明してくださいよ。オリンピック成功したって、この不安や気味の悪さはとれないよ」と訴えていた松本。

この日の放送でも「僕は違う形の大会(を望む)。リモートを使うのか、もしくは延期派だったので」と改めて意見を表明。「このまま行っちゃうのかという思いがあって、何か自分の中でもう少しささやかな抵抗をしたいなと思って」と切り出し、「いろいろ考えているんですけど。始まったらめちゃくちゃ小ちゃいテレビで観てやろうかなとか。録画しておいてコロナ終わった頃に一人オリンピックで観ようかな、薄目で観てやろうかなとかね」と計画を明かして笑いを誘った。

冗談を交えて現場を和ませつつ、「何かちょっとまだね。納得してないんです、僕はやっぱり」と本音も吐露。「安全安心な五輪」が強調されていることについては、「安心かどうかはこっちが決めること」と指摘し、「『野菜のうま煮』みたいなもので。お前らが決めんなよ、という。本当に納得いかない」と批判していた。