メドレーは6月2日、「発熱患者に対するオンライン診療」に関する調査結果を発表した。調査は4月15日~5月10日、CLINICSオンライン診療を利用している医師88人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「初診と再診、どちらの発熱患者にオンライン診療を利用しましたか?(複数回答可)」と聞くと、「初診の発熱患者」(83%)、「再診の発熱患者」(66%)となった。

  • 初診と再診、どちらの発熱患者にオンライン診療を利用しましたか?(複数回答可)

そして、発熱患者へのオンライン診療を実施した医師に「オンライン診療は発熱患者や医療機関にとって有効に利用できると思いますか?(単一回答)」と尋ねると、「有効に利用できると思う」(93%)だった。

  • オンライン診療は発熱患者や医療機関にとって有効に利用できると思いますか?(単一回答)

さらに、「発熱患者に対するオンライン診療の利用について、当てはまると感じるもの」を聞いたところ、「院内感染のリスクを防ぎながら、発熱患者の診療を行うことができる」(85%)、「発熱患者の医療機関へのアクセスがよくなることで、早期治療や重症化予防につながる」(57%)、「発熱以外で受診する患者(かかりつけ患者)の受診控えを低減する環境づくりができる」(53%)、「音声通話による診療よりも、大きな見逃しの不安や運用上のトラブル等なく安心安全な利用ができる」(44%)、「対面診療よりも、患者と医療機関にとって診療にかかる負担(予約~診察~会計)を軽減できる」(38%)、「その他」(6%)となった。

  • 発熱患者に対するオンライン診療の利用について、以下のうち当てはまると感じるものをすべてお選びください(複数回答可)