俳優の赤楚衛二が2日、都内のホテルで行われた「第58回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)に登場した。

  • 赤楚衛二

昨年10月期に放送されたテレビ東京のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ)が、視聴者の評価、満足や感動の気持ちを、投票によって形にした「マイベストTV賞 第15回グランプリ」を受賞。本作で赤楚は連続ドラマ単独初主演を務め、童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない主人公・安達清を好演した。

贈賞式のステージで、印象に残っているシーンを聞かれた赤楚は「10話のハグするシーンが一番印象に残っている」と答え、「ハグすることよって、温もりや温かみ、愛をとても感じて、ゆらゆらしてしまったというシーンがすごい印象的でした」と振り返った。

また、自身が安達と似ているポイントについて、「似てないほうが強いと思いますが」と前置きした上で、「僕の持っている部分の中で新しいものに挑戦する恐ろしさや、自分軸で生きているところは、すごく似ているなと思います」と話した。

さらに、「もし魔法使いになれたら?」と聞かれると、「僕は空を飛びたいです。空飛んで夜の高速道路を上から眺めてみたいです」と笑顔で答えた。

ギャラクシー賞は、志ある番組を掘り起こし、制作者たちの番組作りへの情熱に光を当てて顕彰することで現場を鼓舞し、番組の向上・発展を促すことを目的に誕生した賞。民間の自主的意思を基盤として創設された放送賞の第一号である。