俳優の唐沢寿明と女優の真木よう子がこのほど、日本テレビ系ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(7月10日スタート、毎週土曜22:00~)のクランクインを迎えた。

  • 唐沢寿明=日本テレビ提供

唐沢は初日から、いきなり今回登場する最凶最悪のダークヒーローとの撮影に。「体幹トレーニングなど体作りはしてきた」と語る唐沢は、全力疾走で追い、戦い、また追いかける、とハードなアクションシーンの連続だったが、キレのある動きで大いなる見せ場を作っていった。

「思っていたより大変でしたね」と語りつつ、「今回の敵はかなり手強い」と今後の戦いへ向けて、完全に身も心もスイッチが入った様子で引き締まった表情を見せた。こうして「きっと面白い作品になる」と、確かな手ごたえを感じたクランクインとなった。

続いて、緊急指令室(ECU)の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかりを演じる真木がクランクイン。こちらもいきなり、凶器をもった男とのアクションシーンの撮影となり、「不思議な感覚でした」と語った真木だが、自宅でできるトレーニングを積んで万全のコンディションでクランクインを迎えていた。

2年ぶりの『ボイス』だが、「前回とほとんど同じスタッフだったので、安心して入れた」とスムーズに演技に集中できた様子。今回は橘ひかりに新たな展開も加わるようで、「楽しくやっていきたい」と、これからの撮影に期待を寄せた初日となった。

2人のコメントは、以下の通り。

■唐沢寿明
いやぁ、思っていたより大変でしたね。(笑)台詞のあるシーンは少なくて、初日からアクションシーンがあったので、またハードな撮影が始まったなと。今回の敵は、身軽でキビキビしていて、かなり手強い。しかもピョンピョン逃げる。殴ったり蹴ったりではなく追わないといけない。一体こいつは何なんだと、謎の男に振り回される。見ている方は楽しめるんじゃないでしょうか、動きがありますから。体幹トレーニングなど体作りはしてきたので、これから徐々に慣れていくと思います。2 年ぶりの「ボイス」ですが、スタッフがほぼ一緒だったのでやりやすく、初日という感じがしなかったです。永遠にやっている感じ。(笑)この雰囲気なら、きっと面白い作品になる。期待して下さい!!

■真木よう子
初日は、唐沢さん、増田さんがいないところでのアクションシーンだったので不思議な感覚でした。クランクインまでは、アクションシーンに向けて、自宅で出来る筋トレ、柔軟運動、体幹トレーニングなどをやって過ごしていました。前日は緊張しましたが良く眠れました。前回とほとんど同じスタッフだったので、安心して入れたのかもしれません。でも「コード0」という台詞を言った時には、急に「ボイス」の世界が蘇って来ました。ただ今回は前回の「ボイス」では無かった恋愛要素もあるので新鮮な気持ちです。幸せな感じではないですが・・(笑)また同じ作品をみんなで作れるのが嬉しく、熱中症の対策をしながら、現場ではなるべく楽しくやっていきたいです!

  • 真木よう子=同