きょう27日放送のテレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜21:00~)第7話では、上條漣(玉木宏)率いる「改革派」が、権藤秀夫(吉田鋼太郎)を次期警視総監に押し上げようと奮闘する。

  • 『桜の塔』第7話場面写真=テレビ朝日提供

『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ 19年)で東京ドラマアウォードグランプリなど数々の賞を総なめにした脚本家・武藤将吾氏によるオリジナル作『桜の塔』は、警視総監を目指して巻き起こる組織内のパワーゲームを描いた警察ドラマ。

先週放送された第6話では、正義のために新たな「サッチョウ(=警察庁)の悪魔」となった漣が、同志たちと共に新派閥「改革派」を旗揚げ。副総監の座に上り詰めた千堂大善(椎名桔平)に宣戦布告し、新たな戦いを開始した。

次期警視総監の選出まで残り1週間足らず。「改革派」は、後見人である現・内閣情報官の権藤を次期警視総監に押し上げようと士気を高める。一方、漣が国会議員の汚職を暴いたことにより、警視総監の任命権を有する内閣府特命担当大臣・若槻有造(浜田晃)との関係が悪化した千堂は、今や背水の陣。その矢先、若槻大臣が街頭演説中に狙撃される事件が発生する。

現在「千堂派」と警視庁内の勢力を二分する「東大派」のトップで、警視総監の座を長年狙い続ける警備局長・吉永晴樹(光石研)から、狙撃犯を特定する重要な情報を得た漣は、再び千堂との直接対決に挑む。手も足も出なかった直接対決から5年、雪辱を晴らすことはできるのか。

さらに先の読めない第7話では、千堂の身に危機が訪れる――。