ポップスピアニストのハラミちゃんが、きょう27日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season5』(毎週木曜20:00~)第7話で本人役として出演し、ドラマデビューを果たす。

  • 左から塙宣之、ハラミちゃん、内藤剛志=テレビ朝日提供

第7話では、宝石貴金属販売会社の社長・大友直登(渋江譲二)が殺害される事件が発生。犯人に襲われた大友には、瀕死の状態にありながら自力で20メートルほど歩いたという不可解な点が。そして、楽観的な性格の大友と対立していた心配性の警備責任者・茂木凛子(中村ゆりか)の存在が浮上する。

今回初ドラマとなるハラミちゃんは、聞き込みに訪れた大岩純一(内藤剛志)と運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)に、重要な情報を証言する本人役を演じた。

出演オファーが舞い込んだときは「え…? なぜハラミにドラマのオファー!? と、正直焦りました(笑)」と、ただただ驚いたことを告白したハラミちゃん。圧巻だったのは、本作のオープニングでおなじみの『警視庁・捜査一課長 メインテーマ』を演奏するシーン。「エキストラの方が、本当に普段のストリートピアノですれ違う方々に見えてリラックスしてできました」と語り、堂々のパフォーマンスを披露した。

「カット! OK」の声がかかると、撮影隊全員から拍手が。終了後は「すごい!!」「素晴らしかった!!」と大興奮の内藤&塙と、お約束の“ハラミポーズ(お肉をお箸でつかむポーズ)”で記念写真を収めた。

ハラミちゃんのコメントは以下の通り。

――演技にチャレンジした感想は。

本人役ならできるのかも……? と引き受けてさせていただいたものの、短いセリフでも緊張してしまいすぐに頭から消えてしまいました。本当に演技する方ってすごい!と改めて実感しましたし、同じシーンを何回もカメラを切り替えて撮る過程を体験し、1シーンを撮るのにこんなにも苦労があるのか! とドラマを見る目が今後変わりそうです。

――現場で監督からアドバイスされたことは。

「自然体で大丈夫だよ、思い出づくりに来て!」と、あたたかい言葉をいただきました。そのお言葉のおかげで気負わずできたと思います。

――ピアノを演奏するシーンの、選曲の理由は。

選曲は、「やはりドラマの曲を!」と思い、メインテーマを演奏させていただきました。普段ドラマを見ていただいている方も「ピアノアレンジだとこうなるんだ!」と聴いていただけたら幸いです。

――内藤、塙と共演した感想は。

内藤さんも音楽をやられていることもあり、「絶対音感を持っている人って、耳鳴りが音階に聞こえちゃうよね」などの話をしました。あと塙さんがご家族でファミリーコンサートを開催されるお話や、最近、娘さんが光るキーボードで『紅蓮華』を弾いて遊んでいるというお話などをしました!

お2人とも初対面の私に気さくに話しかけてくださり、感動しました。

――視聴者にメッセージを。

“ハラミちゃん役”ということで、普段の私ではあるのですが、少し演技しているという、ファンの方にとっても不思議な感覚になるような体験だったと思います。YouTubeやバラエティ番組とはまた違う私を楽しんでいただければうれしいです。